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2012年9月29日

今年の沖縄は台風の当たり年

今年の沖縄の夏は、3個の台風が相次いで直撃してきました。
8月の下旬から9月末にかけて、15号、16号、17号の3個の台風が、相次いで沖縄本島を直撃しました。3個とも最大瞬間風速70m/sの猛烈な台風、すべて週末に直撃となり、イベントや交通機関に甚大な影響を及ぼしました。
台風15号は8月20日にマリアナ諸島の海域で発生し、西寄りのコースを進んでいましたが、旧盆を目前にした8月26日から27日にかけて沖縄本島を直撃しました。この台風の影響では、読谷村の青年会エイサー祭りが中止となってしまいました。しかもこの祭り、今年で第30回記念で、どうしてもやりたかったが、9月9日に米軍の新型輸送機“オスプレイ”の配備に反対する県民大会が予定されており、日程調整が難しく、やむを得ず中止という苦渋の決断を余儀なくされた主催の読谷村青年会協議会は残念がっていたとか。また、沖縄テレビの『24時間テレビ・愛は地球を救う』のチャリティー募金活動も台風15号接近のため中止されました。
その3週間後の3連休を直撃したのが台風16号。15日に中心気圧905hpa、最大瞬間風速75m/sの猛烈な勢力のまま沖縄本島を直撃しました。この台風の影響では、地元出身の歌手、安室奈美恵さんのデビュー20周年記念のライブコンサートが宜野湾市の宜野湾海浜公園特設ステージで、沖縄でのソロアーティスト史上最多の27,000人を動員して開催される予定でしたが、台風接近のため中止となりました。このコンサートの模様は、WOWOWライブで収録放送される予定でしたが、WOWOWでは、安室奈美恵さんへのインタビュー番組を11月3日の午後7時30分からWOWOWライブチャンネルで放送する予定です。なお、これは加入していない方もご覧になれます。また、大分市で開催された『第67回九州合唱コンクール』に沖縄県から参加していた古蔵小学校など6校の合唱団が、台風接近で福岡空港で足止めされ沖縄に帰れなくなる心配も予想されていましたが、幸い15日午後3時頃に暴風警報が解除され飛行機の運航が再開され、6校とも無事に帰ってきたとか。
15号、16号と、本島の北部に、強風や洪水の被害が集中していましたが、2週間後に接近した台風17号は、沖縄県内の広範囲に被害をもたらしました。
21日午前3時にフィリピンの東の太平洋で発生した台風17号は、28日に石垣島、宮古島地方を直撃、その後進路を北東に変えて沖縄本島を直撃しました。今回の台風は、北部だけではなく南部でも被害がもたらされ、那覇市ではきょう午後1時26分頃に最大瞬間風速61.2m/sを観測(これは気象台の観測史上3番目だとか)、その中で那覇市の泊港入口交差点付近で、大型トラックが横転したり、各地で軽自動車が横転するなどの被害が出ています。この台風の影響では、琉球大学の学園祭が中止となりました。今年で61回目を予定していた琉大祭が中止されたのは、平成15年の琉大祭の会場内で未成年者の飲酒問題が明らかになったために、翌16年の琉大祭が中止されて以来8年ぶり2回目だといいますが、台風で中止されたのはこれが初めてのことです。
沖縄にこれほどの猛烈な台風が3個も続け様に直撃するのは、何年ぶりになるのでしょうか。かつては台風銀座といわれていた沖縄で、台風接近のたびに、航空便の欠航などの影響が出たり、家屋の損壊、床下浸水、農産物への被害などの話が出ましたが、これほど台風の影響をもろに受けたのは久しぶりだと思います。
気象台の話では、フィリピン沖の海水温が異常に高かったのでは、とのこと。
台風17号は沖縄本島から徐々に遠ざかっていますが、今後、進路を北東にとり、東日本を直撃するものと予想されます。気象庁では、今後の台風の動きに注意するよう呼びかけています。

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