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2011年7月28日

アナログ放送ついに終了、テレビはデジタル新時代へ。

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在沖各局のアナログ放送終了画面。半世紀あまりの歴史に幕。(画像の著作権は各放送局にあります)
昭和28年2月1日のNHK東京テレビジョン放送局開局以来、58年間にわたり日本の文化を支えてきたテレビのアナログ放送が、24日正午をもってすべての番組を終了しました。
このうちNHK Gテレでは午前11:59に最後の番組『気象情報』が終わった後、これまでNHKのアナウンサーを代表して在京民放キー局の女子アナと一緒に地上デジタル放送の普及・推進の先頭役として活動してきた、鈴木菜穂子アナウンサーさんが、アナログ放送の終了をお知らせしました。鈴木さんは「これまで長い間、アナログ放送をご覧くださいましてありがとうございました。」と視聴者に対しお礼を述べ、どーもくんが右手を振っている絵とともに「長い間ご覧いただき、ありがとうございました。」という画面で締めくくりました。長年にわたってみてくださった視聴者への謝意と、万感の思いがこもった、58年間の歴史のフィニッシュでした。私は、最後のどーもくんが右手を振っている「長い間ご覧いただき、ありがとうございました。」に思わず拍手を送りました。
各局のアナログ放送最後の番組は、RBCが『アッコにおまかせ!』の途中、アナログでの終了を前に、アナログテレビ放送の歴史をVTRで振り返ったあと、スタジオの出演者・観客全員でカウントダウンをし「1」と言った時点でお知らせ画面に。QABが最後の番組『ANNニュース』をお伝えしたあと、『プロ野球オールスターゲーム第3戦』が行われるクリネックススタジアム宮城から、アナログ放送終了のお知らせをしたあと、正午からお知らせ画面に。OTVが『FNS27時間テレビ・笑っていいとも!生増刊号スペシャル』の番組途中で、東京からアナログ放送終了についてのお知らせをしたあと、出演者全員が中に引っ込み、いいとも青年隊がスタンバイをし、カウントダウンをし「1」と言った時点でお知らせ画面に。
県内民放3社では午後11:53にも最後のエンディングを放送しました。3局一斉の放送で具体的な内容は把握していませんが、RBCは沖縄の風景映像と『わした島沖縄(うちなー)』の演奏にスーパーでコールサイン・周波数・出力の表示。QABではいつものエンディング映像のあと、沈む夕日の映像とエンディング音楽をバックに、三上智恵アナウンサーが「この時間をもってアナログ放送を終わらせていただきます。15年あまりにわたりアナログ放送をご覧いただきましてありがとうございました。このあとは高画質で高音質の地上デジタル放送でQABの番組をお楽しみください。QABはデジタル5チャンネルです。」と閉局の挨拶をしました。OTVは23日まで流していたオープニングの映像(ちなみにエンディングはオープニングの前半1分間のみ)に、平良いずみアナウンサーが「以上で沖縄テレビのアナログ放送を終了します。52年間ご覧くださいましてありがとうございました。」とあいさつをしました。そして3局とも午後11:54で送信機の電源が落とされ半世紀以上にわたる歴史に幕が下ろされました。
ただ、NHKが最後に『君が代演奏』とコールサインのアナウンスもなく、静かに終わったのが残念でした。RBCも最後は尻切れに終わり残念と言わざるを得ません。
このようにして、半世紀以上にわたるアナログテレビ放送の歴史が幕を下ろしました。ただ、東日本大震災で甚大な被害の出た岩手県、宮城県、福島県の東北3県では、引き続き来年3月までアナログ放送が続けられるため、完全に幕が下りるのはその時になります。
沖縄県内では今月22日に全国で最後まで残った南北大東島の中継局が本格運用を開始、県内の地デジ放送網が完成しました。しかし、総務省沖縄総合通信事務所では、県内にまだ1万から2万の未対応世帯が残っていると見ています。那覇市内の家電量販店では、簡易地デジチューナが品薄の状態だということです。全国では6月末の時点で29万世帯が未対応ということです。地元紙の報道では、うるま市の津堅島や本部町具志堅などの地デジ難視聴地域もまだあるということです。
平成15年12月1日に東名阪3大都市圏で地上デジタル放送が始まり、そして24日、7年9ヶ月間に及ぶアナログからデジタルへの“テレビ放送世変わり”プロジェクトは、ひとまず幕を下ろしました。
NHK及び民放各局には、視聴者にお金を出してデジタル受信機器やアンテナを準備していただいた以上は、デジタル放送の特性を生かした番組作りをしていただきたいと思いますが、東京キー局のバラエティ番組については、諸般の事情もあり本格的デジタル放送時代に見合ったバラエティ番組は当面、作るのが難しいのでしょうか?

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2011年7月18日

“なでしこジャパン”世界を制す!日本女性史に金色の一頁

女子サッカーのワールドカップ大会の決勝戦が日本時間の今朝、ドイツのフランクフルトで行われ、日本が米国をPK戦で下し、初優勝の悲願を成し遂げました。
“なでしこジャパン”は準々決勝でドイツの3連覇を阻み、準決勝でもスウェーデンを3-1で退け、一度も勝ったことのない強豪、アメリカとの決勝戦に臨みました。
そしてけさのアメリカ戦では、後半に米国に先制をされたものの、後半35分に宮間選手が同点ゴールを決めて延長戦に持ち込み、その延長戦でも前半に米国に勝ち越し点を許し、これでおしまいと思いきや、後半12分に、コーナーキックから澤穂希(さわ・ほまれ)選手が今大会5点目となるゴールと、得点王、MVPを決めて、2対2と土壇場でまたも同点に追いつき、試合はPK戦へ。
PK戦では米国が1人目の選手がキーパーに止められ、2人が外したのに対し、日本は4人目の熊谷紗希選手が落ち着いて決めて勝ち、ワールドカップ6回目の出場で初めての優勝を果たしました。
今年は日本の女子サッカーが世界の表舞台に立って30年になります。その節目に日本の女子ナショナルチームが見事ワールドカップで優勝しました。しかも決勝トーナメントでドイツ、スウェーデン、アメリカと凪いる強豪3カ国をすべて倒して。そして、男子でさえ果たせないワールドカップの優勝を。
長期不況の中で女子のクラブチームが相次いで廃部になったり、売却になったりという中で、“なでしこジャパン”はよくがんばってくれました。
中でも、NHKのニュース番組『NewsWatch 9』では、“なでしこジャパン”の活躍が日本の女性に勇気と希望を与えたと報じています。
ドイツでの“なでしこジャパン”の活躍は、日本のサッカー史上にはもちろん、日本の女性史、そしてあと6日で58年間の歴史に幕を下ろすアナログテレビ放送の歴史の最後の一頁に『金色の一頁』を刻むことになります。

一方、沖縄ではきのう『第93回全国高校野球選手権大会』の沖縄県大会の決勝戦が行われました。2年連続の全国制覇を目指していた興南高校は、一昨日の準決勝で中部商業高校に6-7で敗れました。この結果、春に続き夏も、主将一人で優勝旗を返還しに行くことになります。
きのう奥武山球場で行われた決勝戦は、その中部商業高校と糸満高校との間で行われ、糸満高校が2-1で勝って甲子園春夏通じて初出場を決めました。糸満高校には、沖縄県の代表として活躍してほしいですね。

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2011年7月15日

アナログテレビ放送の時代とともに『水戸黄門』42年間の歴史に幕

「静まれ、静まれ!」「この紋所が目に入らんか!」の名セリフで人気を集めた、パナソニックグループ提供の時代劇シリーズ『水戸黄門』が、今月から始まった第43シーズンを最後に、42年間の歴史に幕を下ろすことが日刊スポーツにより報じられました。
『水戸黄門』は昭和44年8月に第1シーズンがスタート。「先の副将軍」と呼ばれた水戸黄門が助さん、格さんを従えて日本全国を漫遊するストーリーで人気を博しました。54年2月5日(第9シーズン)には史上最高の視聴率43.7%をマークし、その後も平均視聴率30%前後を長く記録し、『クイズダービー』『8時だよ!全員集合』『ザ・ベストテン』とともにTBSテレビの看板番組となっていました。
また、『水戸黄門』はマンネリを防ぐため6~9ヶ月を1シーズンとし、『江戸を斬る』『大岡越前』と交代で放送されていました。現在は『ハンチョウ』シリーズと交代で放送されています。
今シーズンは今までの“勧善懲悪劇”から脱皮し“庶民の美しさ、絆の大切さを描く人間ドラマ”を目指していましたが、近年は、女忍び役の由美かおるさん(彼女の入浴シーンが評判でした)が第41シーズンで引退したことから平均視聴率が低迷。ビデオリサーチによりますと、第43シーズンの放送がスタートした7月4日の平均視聴率(関東地区)は10.0%、翌週の11日は同9.6%と、9%前後を推移していました。
水戸黄門役は初代の東野英治郎さんから西村晃さん、佐野浅夫さん、石坂浩二さんが務め、現在の里見浩太朗さんで5代目。昨年10月の第42シーズンから、格さん助さん役を、的場浩司と東幹久にリニューアルし、由美かおるに代わる女性新キャラクターに雛形あきこさんを起用するなど手を尽くしたそうです。
昔は『暴れん坊将軍』『遠山の金さん』などといった時代劇番組がゴールデンタイムの茶の間を彩っていましたが、近年は制作環境が難しくなり、またテレビ局側の編成方針も変わり、時代劇番組は相次いで姿を消していきました。NHKも例外ではなく、この春の改編で、今までGテレ(総合テレビ)で放送していた時代劇番組をBSプレミアムに移行しています。また、最近では、月曜日夜に放送されている新作よりも、平日夕方に放送されている初代・東野英治郎さん時代の再放送が視聴率がとれているとのことです。
私も子供の頃からこの『水戸黄門』を見ていました。亡くなった私の父が自然番組が好きで、一時期NHKのGテレで『生きもの地球紀行』という番組がありました。その番組がエンディングテーマ曲の『ビリーブ』(現在でも小学生の合唱曲として歌い継がれています)が流れて終わろうとしている頃に、『水戸黄門』の立ち回りシーンが始まり、そして格さんの「静まれ、静まれ!」「この紋所が目に入らんか!」と、葵の紋所が描かれた印籠を出すシーンが出ていました。まさに私と父母の月曜夜の楽しみでした。平成12年には数ヶ月だけでしたが、この『水戸黄門』の紋所のシーンに続いて、『クイズ・タイムショック』の、最高賞金1000万円をかけた『ファイナルタイムショック』という楽しみもありました。現在は『鶴瓶の家族に乾杯』が終わったあとに、『水戸黄門』の紋所のシーンというのが月曜夜の楽しみです。
折しも今月24日にアナログテレビ放送が終了します。そのアナログテレビ放送の時代を彩ってきた『水戸黄門』も、本格的デジタルテレビ新時代には生き残れず、現在放送中の第43シーズンが終わる12月をもって月曜夜の茶の間から姿を消すことになりました。お年寄りにとっての月曜夜の楽しみがなくなってしまいました。『水戸黄門』の廃止で、民放テレビの夜の時間帯から時代劇番組がすべて姿を消すことになりました。
ちなみに、アナログテレビ放送では今度の月曜日、18日が最後の放送となります。(岩手・宮城・福島の3県では来年3月までアナログ放送を続けます。)

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2011年7月10日

2011高校球児の夏・第1章本格化

6月18日に沖縄県大会の開幕で始まった『第93回全国高校野球選手権大会』、沖縄県大会は、きのう3回戦8試合が奥武山球場、北谷公園野球場、糸満西崎球場で行われ、昨年春夏連続の全国制覇を達成した興南高校をはじめ8校がベスト8に進み、きょうその8校によって準々決勝4試合が行われ、ベスト4が決まります。そして16日に準決勝、17日に決勝が行われ沖縄県代表が決まる予定です。
一方で、“たった1枚の甲子園への切符をかけて”と題した“第1章・地方大会”は、全国各地で本格的に開幕、“2011高校球児の夏・第1章”が本格化してきました。
ところで今年の全国の出場校数が、昨年より14校少ない4,014校(連合チームは1校とカウント)で確定しました。9年前に4,163校でピークに達したあと、少子化や高校の統廃合で年々減少しています。
そんな中で、部員の暴力による出場辞退が相次いでいます。20年前の全国大会決勝で、裁弘義監督率いる沖縄水産高校に1-0で勝って優勝した天理高校をはじめ、兵庫県の滝川高校、栃木県の足利工業高校、埼玉県の越谷東高校の4校が、上級生による下級生への暴行で、今大会への出場を辞退しました。1人でも問題行動を起こせばチーム全体に大きく影響が及び、特に“最後の大会”となる3年生にとっては、この日のために練習や筋力トレーニングなどに励みながら、チームメイトの問題行動で大会に出られないという、人生の中で最大の屈辱を味わうことになります。それも、チーム全体。「態度が悪い」という些細なことで短気を起こせば、そのチーム自体、試合ができなくなることになります。
とりわけ、天理高校については、20年前に沖縄水産高校に勝って優勝するなどの“高校野球界の名門”であるだけに、十分反省しなければならないと思います。
今年は、東日本大震災の後を受けた“特別な夏”。約2ヶ月間に及ぶ“2011高校球児の夏”は、いよいよピークを迎えます。

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