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2010年10月 8日

親分の“喝”よ永遠に

TBSテレビの番組『サンデーモーニング』の“スポーツご意見番コーナー”でスポーツに“喝”を入れ人気を集め“大沢の親分”の愛称で親しまれていた、元日本ハム監督の大沢啓二さんが、きのう午前7:25、胆のうガンのため東京都内の病院で亡くなりました。78歳でした。
大沢さんは立教大学野球部から昭和31年に南海ホークスに入団。現役時代は外野手として活躍しました。
その後、11シーズンに渡り日本ハムファイターズを指揮。昭和56年にはパリーグ制覇も果たしています。また監督時代の7度の退場や、サングラス姿でズバリものを言う口調などから、親分の愛称で親しまれていました。
球界を離れたあとは、平成11年から『サンデーモーニング』の“スポーツご意見番コーナー”で、張本勲さんとともにご意見番を務め、プロ野球や米大リーグを中心にその1週間のスポーツの出来事に「喝」「あっぱれ」を小気味よく評していました。このコーナーは、「これを見ないと日曜日が始まらない」ほどの番組の人気コーナーとなりました。
また、大沢さんは毎年冬のプロ野球キャンプのシーズンに沖縄に足を運び、当地でキャンプを張る球団の仕上がり状況に目を光らせていました。さらには、往年の名選手を集めた“プロ野球マスターズリーグ”のチェアマン(?)も務めていました。
大沢さんは9月26日の放送から体調を崩して番組を休み、10月3日の放送には、番組にメッセージを寄せていましたが、6日になって危篤状態となり、きのうの朝亡くなったとのことでした。
TBSテレビでは午前8:29、『みのもんたの朝ズバッ!』の番組の最後に、井上貴博アナウンサーさんがこの訃報をいち早く視聴者の皆様にお知らせしました。
TBSテレビがゴールデンタイムでの視聴率低迷が長期にわたっている中で、『サンデーモーニング』は関西や福岡県で15%を超える視聴率をとる数少ない人気番組です。その『サンデーモーニング』も、昭和62年10月の放送開始からちょうど23周年。その矢先の“大沢の親分”の死去は、番組にとっても大きな損失となりました。“大沢の親分”の死去により、“スポーツご意見番コーナー”、そして番組そのものが今後どうなるのか、不透明になってきました。
私としても、そのキャラクターから、NHKの『どーもスポット』のうさじいの声をやってほしかった方でした。11年間にわたり、人気を集めた“大沢の親分”の「喝」「あっぱれ」も、もう見られなくなってしまいました。
しかし、毎年、プロ野球キャンプの取材で足を運んだ沖縄の興南高校が史上6校目の春夏制覇を達成、そして孫のあかねさんの結婚、そしてひ孫の誕生という出来事を見届けて天国に旅立ったのはよかったことと思います。
大沢啓二さんの通夜は13日の午後6:00から、葬儀は14日午後0:00から、いずれも港区芝公園、東京タワーの近くにある増上寺で行われる予定です。
大沢啓二さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

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