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2008年8月21日

“秋葉原歩行者天国”関連アンケート結果発表!

このブログで行った“秋葉原歩行者天国”関連アンケートの結果がまとまりましたので、報告します。
Q1.「6月8日に東京・秋葉原の歩行者天国で発生した通り魔殺人事件を受け、東京・秋葉原の歩行者天国が現在休止となっています。秋葉原の歩行者天国について、どのくらいの期間中止して復活させるべきだと思いますか?それとも廃止すべきだと思いますか?」については、
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「殺害された被害者の四十九日が明けるまでは休止すべき」という回答が7票と多く、「最低でも半年間(11月まで)休止すべき」が3票、「最低でも1年間(来年5月まで)休止すべき」が2票ありました。「歩行者天国そのものを廃止すべき」という回答は1票にとどまりました。
6月8日に東京・秋葉原の歩行者天国で発生した通り魔殺人事件で殺害された被害者の四十九日が、27日に明け、これを受けて千代田区は28日の朝、現場交差点に設置していた献花台を撤去しました。撤去に際し、千代田区の石川雅己区長や地元町会関係者ら約60人が黙とう、白い菊の花をささげ、亡くなった被害者の冥福を祈りました。設置されていた献花台にはこれまでにおよそ8,000の花束と11,000本余りの飲み物が供えられたということです。
千代田区の石川区長は歩行者天国の再開について、「お盆明けから関係各所と協議を始める。『憩い、やすらぎを与える場所』という原点に立ち返り、どう在るべきか考えていきたい。」と述べる一方、「結論が出るまでに一定の時間はかかるだろう。」として早期の再開は否定しました。
秋葉原の事件の被害者の忌明けを間近に控えた22日の夜、八王子市の京王八王子駅の構内にある京王八王子ショッピングセンターの9階にある書店でアルバイトをしていた中央大学3年生の斎木愛(さいき・まな)さん(22)が刃物で左胸を刺され死亡する事件がありました。この事件のように、無差別通り魔殺人事件が後を絶ちません。
千代田区の石川区長の発言からも、「安全・安心な街づくりが確保できるまでは歩行者天国の再開はできない。」8月のお盆明けから議論がされることになっていますが、私としては、歩行者天国の再開は早くても事件半年後の12月になるのではと思います。
再開に半年かかることにはなると思いますが、安全対策をしっかりやって再開し、再び秋葉原本来の活気あふれる繁華街が帰ってくることを願います。
Q2.「現在毎週日曜日の日中に行われている那覇市の国際通りのトランジットモールを、祝日などにも拡大すべきだと思いますか?」については、
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「祝祭日にも拡大すべき」という回答が5票寄せられ、このうちの2票が「さらに土曜日にも拡大すべき」という回答でした。逆に「トランジットモールは廃止すべき」という回答が3票、「わからない・どちらともいえない」が4票ありました。
以前も話したように、那覇市国際通りのトランジットモールは、毎週日曜日の午後0時~6時まで行われており、この時間帯、車両は那覇バスターミナルと那覇新都心地区を結ぶ那覇バスの“牧志新都心線”の小型バスを除き通行できません。歩行者天国と違うのは、この小型バスが通行できるからです。
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“牧志新都心線”の小型路線バス(筆者撮影)
国際通りには、観光客のお土産品店を中心に、さまざまな店が軒を連ねています。しかし、日曜日のトランジットモール時間帯には、観光客の姿はあるものの、地元の住民の姿は少なく、また、店の売り上げも少ないという声が多いようです。
しかし、排気ガスや二酸化炭素の排出抑制のためにも、トランジットモールは必要とする市民の理解もあります。
問題は国際通りへのアクセス問題。新川・石嶺方面からの市内線バスは交通規制の対象にならない安里バス停までなら乗り入れはするものの、国道58号線を経由する中部方面からの路線バスはその多くが若松入口を経由し、国道330号バイパスを経由する路線もおもろまち駅前から高架道路を渡り、与儀十字路、開南、県庁南口を経由し、国際通り周辺へは乗り入れません。そのため、バスの利用客から不便・不満の声もあります。これが、国際通りトランジットモールの集客力のネックになっているものと考えられます。
そこで、国際通りのトランジットモールを祝祭日にも拡大し、バス会社側には、路線迂回対応だけではなく、ダイヤ設定や乗り継ぎ割引などで協力できないかと私は考えます。
具体的には、中部方面と那覇バスターミナルを結ぶ路線のダイヤ設定を“平日ダイヤ”“土曜ダイヤ”“日曜・祝日ダイヤ”の3本立てとし、日曜・祝祭日のトランジットモール時間帯には、“若松入口(または開南・県庁南口)経由那覇バスターミナル行き”と“おもろまち駅前広場行き”を交互に運行させます。ただし、名護バスターミナル発となる77番・名護東線と120番・名護西空港線は、全便若松入口経由とし、56番・浦添線は浦西団地東口-おもろまち駅前広場間の運行とします。
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このうち“おもろまち駅前広場行き”について、上之屋一丁目、メディカルセンター、おもろまち駅前広場で、牧志新都心線に乗り継いだ場合に、牧志新都心線の運賃を100円に割り引く制度を導入します。
また、国道58号経由路線はおもろまち駅前広場で、国道330号バイパス経由路線は古島駅前で、沖縄都市モノレールに乗り継いだ場合にも、モノレールの運賃を70円割り引く制度を導入します。
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このように、バス会社4社も、路線迂回対応だけではなく、ダイヤ設定や乗り継ぎ割引などで協力してもらえなければ、“国際通り商店街の活性化”“排気ガスや二酸化炭素の排出抑制”というトランジットモール導入の意味がなく、“空気のきれいないこいの街・国際通り”へ、多くのお客さんに来てもらえなくなると思います。バス会社4社にも、検討してもらえればと思います。
私のこの考えを先取りした路線があります。那覇バスターミナルと浦添市の経塚駐車場を結ぶ沖縄バスの“87番・てだこ線”です。
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沖縄バスの“87番・てだこ線”の車両(浦添市経塚の沖縄バス経塚駐車場で筆者撮影)
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このバス路線は、浦添市の経塚・前田地区の土地区画整理事業によって住宅や商業施設などの整備が進むことを見越して昨年の12月に新設されたもので、経塚駐車場から浦添高校前、勢理客、泊高橋を経由して那覇バスターミナルへ向う路線です。
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上の画像のように、平日(土曜日も平日ダイヤです)1日34便あるものの内、国際通り経由は下り4便、上り8便のみで、残る下り30便、上り26便は若松入口経由となります。また、これとは別に第一天久から左折しておもろまち駅前広場へ行く“287番・てだこおもろまち線”が6往復設定されています。
日曜日となりますと、本数は1日13往復に減り、このうち国際通り経由は下り4便、上り3便のみで、トランジットモール時間帯には設定されません。そのかわり、トランジットモール時間帯におもろまち駅前広場行きが5本設定され、この便に乗って上之屋一丁目で降り、向かいの停留所またはメディカルセンターで牧志新都心線・国際通り経由那覇バスターミナル行きに乗り継ぐことができます。日曜日だけでなく、祝祭日も日曜日同様のダイヤで運行されています。
このてだこ線のように、他の国道58号線経由の中部路線でも、ダイヤ設定に工夫を持たせてもらえなければ、トランジットモールの存在がかえって不便を招いているというような受け止め方をすると私は思います。商店街はイベント関連で、バス会社は集客関連で、もっと工夫を凝らしてもらわなければ、トランジットモール導入の意味がなくなってしまうものと、私は考えます。
東京・秋葉原の歩行者天国と、那覇市・国際通りのトランジットモール。両方とも商店街の活性化を目的として導入されていますが、秋葉原の通り魔殺人事件を機に、“商店街の活性化”と安全性をどう両立していくか、活性化への課題を残しました。
最後に、秋葉原の通り魔殺人事件で犠牲になられた皆さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、結果発表が遅れたことをお詫び申し上げます。

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