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2008年4月27日

ゲーセンのメダル貸出機にもICカードによる年齢識別は必要か?

私の職場の近くにも、タバコの自動販売機が備えられています。そのタバコの自動販売機に、こんなステッカーが貼られています。
「未成年者の喫煙防止のため、7月1日から成人識別カード“タスポ”がなければ、自動販売機でタバコは買えません。」
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成人識別システムを備えたタバコ自動販売機
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このカード読み取り部分に、“タスポ”をかざさなければ、タバコを買うことはできない。
(写真は筆者撮影)

未成年者の喫煙防止のために、沖縄県内でも成人識別機能をそなえたタバコの自動販売機が設置されています。すでに一昨年から設置され始め、稼働までは読み取り部分にシールが貼られています。
深夜外出・飲酒と並ぶ未成年者の不良行為、喫煙。その喫煙の温床といわれているのが、タバコ自動販売機です。タバコ自動販売機は、未成年者でも手軽にタバコを手に入れることができるため、喫煙の温床といわれてきました。そこで、日本たばこ産業などたばこメーカーで組織する日本たばこ協会などで、未成年者の喫煙防止のため、タバコ自動販売機に成人識別システムを導入する取り組みがなされています。
すでに、業界団体の自主規制で、たばこ自動販売機の稼働時間を、午前5時~午後11時までとしていますが、さらに未成年者がたばこ自動販売機でたばこを買うことを防ぐために、非接触型ICカードによる成人識別機能が備えられることになりました。
今年1月の時点で全国にたばこの自動販売機は約52万台。そのすべてに、成人識別機能が備えられます。すなわち、“タスポ”を持っていないと、自動販売機でタバコを買うことができなくなります。
すでに3月1日から、鹿児島県と宮崎県でこの“タスポ”のシステムが稼動しました。
日本たばこ協会が4月13日現在でまとめた集計によりますと、タスポ申込者は217万674人で、国内の喫煙人口2,600万人に対する普及率は8%、3月に先行導入した宮崎県(利用申込者70,098人)と鹿児島県(利用申込者96,815人)でも普及率は27~30%にとどまっているということです。日本たばこ協会では「個人情報を登録する必要があり、手続きの煩わしさなどから普及が進まないのでは。」と見ています。
“タスポ”の導入で、タバコ自動販売機からの購入は減り、逆にスーパーやコンビニエンスストアなどの店頭での対面販売が増えているとのことです。
今後、5月1日からは北海道・東北・中国・四国・九州地方(沖縄県は7月1日から)で、6月1日からは甲信越・東海・北陸・関西地方で、そして7月1日からは関東地方と沖縄県で、“タスポ”のシステムが稼動することになっています。
さて、前置きが長くなりましたが、このたばこ自動販売機における成人識別システム、青少年の利用を制限する産業にも応用できると思います。酒類の自動販売機やパチンコ店の入店ゲートなどにも応用ができそうだと考えています。その中でも応用できそうなものとして、私はゲームセンターの遊技メダル貸出機を考えました。
そこでこのブログでは、「ゲームセンターの遊技メダル貸出機にも、非接触型ICカードによる年齢識別機能は必要か?」というアンケートを行いました。その結果です。
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回答にあたっては「カードをもてるのは毎年4月1日の時点で15歳以上の者とし、中学生以下の児童生徒にはカードを発行できない。」「風営法や事業者が定めるハウスルールなどに違反した場合、出入り禁止にしたうえでカードを没収し、以後一定期間カードを再発行することができなくなる。」などの前提条件を設定しましたが、「早急に導入すべき(青少年がメダルゲームで遊ぶのを防ぐため)」が7票、「導入すべきだが時期尚早(法律でも禁止されていないのに)」が3票と、10票すべてが年齢識別機能を必要だと回答しており、「不必要(身分証の確認で十分)」という回答は1票もありませんでした。青少年がメダルゲームで遊ぶのを防ぐためにも速やかに導入すべきだが、準備などに時間がかかり、まだ業界の自主規制程度にとどまっており、法制化までは導入すべきではない、というのが、皆様のご意見です。
この“タスポ”のシステム、どれだけの準備期間がかかったと思いますか?
7年かかりました。
まず、6年前の平成14年に千葉県の八日市場市で1年間にわたり実験が、次いで平成16年に鹿児島県の種子島での実験で、技術面・運用面での基礎的な知見の収集及び利用者の受容性が検証されました。こうした導入実験によって、全国展開に向けた仕様の策定が行われました。
未成年者の喫煙の温床といわれているたばこ自動販売機、全国に約52万台あるこのたばこ自動販売機のすべてに、成人識別のためのICカードの読み取り装置を備えなければなりません。自動販売機の買い換えや改造のために、莫大な費用がかかります。また、一度に全部の自動販売機に成人識別を備えるわけにもいきません。段階的に整備していくことになります。このようにして、システムの開発・構築や自動販売機の買い換えなどに、6年の準備期間がかかったことになります。52万台ものたばこ自動販売機に、成人識別機能をということですから、膨大な量になります。
これに対してゲームセンターのメダル貸出機はどうでしょうか?警察庁がまとめたところによりますと、昨年12月現在、風営法第2条第1項第8号の適用を受けるゲームセンター施設の数は全国に8,658ヶ所(ついに9,000ヶ所を割りました)。このうちメダルゲーム機が設置されているのは、約6,000ヶ所、すなわち、1ヶ所に2台としますと、全国の遊技メダル貸出機は12,000台ぐらいと推定されます。
たばこ自動販売機の約20分の1という数ですので、導入しようとすれば、早急にもできるのではと思います。
ただ、現在、アミューズメント業界では、ますます進化した家庭用ゲーム機の普及や、原油高の影響で自家用車でのショッピングセンターへの来店を控えるなど、集客力が低下したことから、採算の悪化した営業施設の整理を行っており、最大手のセガは昨年秋から不採算営業施設の閉鎖・売却をすすめており、今年3月までの半年間で約60店舗を整理し、来月にも、神奈川県厚木市、広島市、広島県福山市、山口県下関市の4カ所の営業施設を閉鎖すると発表しています。また、ナムコも、先日報じた沖縄県中頭郡読谷村のショッピングセンター内へ出店したものの、来年3月までの1年間で、50~60店舗ほどの閉鎖を計画しており、先月には岩手県盛岡市の“ナムコランド盛岡店”と、山形県山形市の“プレイシティキャロット山形店”を閉鎖、また、長野県内の一部店舗を売却しました。最近増えている『機動戦士ガンダム・戦場の絆』のような大型ゲーム機に対応できない理由で、小規模のゲームセンターが閉鎖や撤退を余儀なくされるケースもあります。
また、メダル貸出機に年齢識別機能を搭載するのにも費用がかかります。たばこ自動販売機の場合、年齢識別機能を搭載するのに1台あたり7~12万円かかります。しかし、全国に約52万台あるたばこ自動販売機の約4分の3に当たる39万台は、日本たばこ産業など日本たばこ協会加盟のたばこメーカー各社がたばこ販売店に貸与して設置しており、たばこメーカーが置き換えているのです。費用の多くは、平成18年7月のたばこ税増税の際の値上げで、値上げした分の一部でまかなわれ、その構築費用は約800億円、年間維持費用は約100億円といわれています。そしていざ導入されれば、たばこを買うためにICカードが必要であり、それを発行してもらうためには申し込みが必要になるため、自動販売機ではなく、スーパーやコンビなどの店頭で購入するケースが増えることになります。また、ICカードを借りた未成年者がたばこを購入するおそれもあります。
“年齢識別機能付メダル貸出機・メダルバンク”の場合も、運営はゲームセンター事業者などが共同出資する協同組合が行うものの、やはり機器への年齢識別装置の組み込みや、機器そのものの置き換えなどに、多額の費用がかかり、営業施設の整理・合理化に取り組んでいる事業者にとっては協同組合への拠出金の負担もかさむことも予想されます。そしていざ導入されれば、手軽にメダルゲームで遊べなくなることにもなりかねません。
このように、アミューズメント業界では、家庭用ゲーム機の普及や原油高など昨今の状況から、営業施設の整理・合理化が行われており、“年齢識別機能付メダル貸出機・メダルバンク”というのが実現するのはまだ先ではないかと思います。
私が中学生・高校生だった昭和55年前後、インベーダーゲームがブレイクして、私も良く遊びましたが、“ゲームセンターは非行の温床”として、学校が出入り禁止したこともありました。それから30年、いま、ゲームセンター、とりわけメダルゲームが再び“非行の温床”として青少年の入場を制限している状況があります。
2~3年前からアミューズメント業界では、“青少年の健全育成の観点から”、青少年のメダルゲームゾーンへの入場を制限してきました。そのセカンドステップとして、また、成人識別機能付たばこ自動販売機のまねごととして、“年齢識別機能付メダル貸出機・メダルバンク”というのを思いついてみた次第です。
そこで、このブログをご覧の皆様にアンケート。
今までは“@nifty投票”のシステムを利用したアンケートを行ってきましたが、今回初の試みとして、このブログのサイドバーにミニ掲示板を設置して、皆様からのご意見を伺うことにしました。
今回の企画は、この“年齢識別機能付メダル貸出機・メダルバンク”の先行導入地域(パイロットエリア)・事業者(パイロット事業者)を推薦していただくというものです。
推薦していただくのは次の通りです。
〔1〕パイロットエリア
教育委員会やPTAなど青少年健全育成関係機関の指導により、青少年(特に中学生以下)がゲームセンターやカラオケボックスなどの“遊べる施設”に出入りすることを厳しく制限している都道府県・政令指定都市(2ヶ所を設定予定)
・市単位は政令指定都市に限ります。
・北海道は道央・道北・道東・道南の4地区に分けます。
〔2〕パイロット事業者
教育委員会やPTAなどの指導もしくは営業政策等により、青少年(特に中学生以下)の入店を厳しく制限しているゲームセンター事業者(3事業者を予定)
・事業者単位とし、個別の店舗単位は認めません。
(ちなみに、これから本格的に導入される成人識別機能付たばこ自動販売機は、鹿児島県と宮崎県がパイロットエリアとして3月から導入されました。)
上記の推薦基準をもとに、パイロットエリア・パイロット事業者としてふさわしい地域・事業者をご推薦の上、下記の記入例に従って右サイドバー内のミニ掲示板にお書き込みください。
【記入例】
〔パイロットエリア〕
○新潟県
○新潟市
×新潟県上越市
〔パイロット事業者〕
○ナムコ(全国)
○ラウンドワン(全国)
○イミグランテ(神奈川県)
×ナムコランド那覇店(沖縄県)
×ラウンドワンスタジアム岡山妹尾店(岡山県)
併せて、推薦した理由もお書き添えください。
皆さんの声をもとに、パイロットエリア・パイロット事業者を決めたいと思いますので、よろしくお願いします。

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2008年4月23日

ナムコが沖縄県読谷村にアミューズメント施設をオープン!

国内アミューズメント業界第2位の大手アミューズメント事業者、ナムコは、琉球ジャスコが沖縄本島中部の読谷村(よみたんむら)古堅(ふるげん)に建設していた、読谷村内過去最大級の大型ショッピングセンター、イオンタウン読谷ショッピングセンター内に、沖縄県内5店舗目のアミューズメント施設、“ナムコランド読谷店”を、あさって25日から営業開始すると発表しました。
イオンタウン読谷ショッピングセンターは、近年、都市整備が進められている読谷村古堅に建設され、食品スーパー“マックスバリュ読谷店”を中心に、ベスト電器イオン読谷店やTSUTAYA読谷店をはじめ、飲食店、衣料品店など25の店舗で構成されており、“ナムコランド読谷店”もそのテナントの一員として出店します。
“ナムコランド読谷店”は、全国平均に比べ若い世代の方々が多くお住まいの読谷村という立地に合わせ、特に団塊ジュニアファミリーのお客様をメーンターゲットにしたアミューズメント施設です。
琉球文化とアメリカ文化が融合した独特の沖縄アメリカンをイメージした"琉球アミューズメントシティ"をテーマに、光あふれる明るい空間を作り上げました。お子様には"健全で楽しいカラフルワンダーランド"、親御様世代の方には"明るくレトロポップなエキサイティング空間"、祖父母世代の方には"癒しと懐かしのノスタルジックエンターテインメント空間"と、親子3世代のお客様が同じ空間に居ながらも、それぞれゆったりとお遊びいただける異次元空間です。
施設内にはそれぞれの層にお楽しみいただけるアミューズメント機器約240台を取り揃えたほか、パイナップルなどのオブジェが飾られたトロピカルな空間内の中、ボールプール、滑り台などの遊具で3歳から8歳までのお子様が快活にお遊びいただける、お子様向けの時間課金施設「ウーマクーズハウス」(20分で300円、同伴の保護者は無料)が設置されています。
設置される主なゲーム機は、本島中部地区では初めてとなる超人気の大型ネットワークゲーム機『機動戦士ガンダム~戦場の絆~』が4台設置されるほか、美味しいお菓子だけを集めたクレーンゲームコーナー「スウィートタウン」、「メダルの達人」や「toアミー漁」など、親子で落ち着いて楽しめる大型メダルゲーム機などがラインアップされています。
ナムコでは、初年度の年間集客数を80万人と見込んでいます。“ナムコランド読谷店”は路線バス28番、120番に乗車して大湾で下車した後、大湾三叉路を西に向かい徒歩15分ほどのところです。営業時間は午前10時~午後10時(18歳未満の入店は沖縄県の条例により午後8時までに制限されています)、「ウーマクーズハウス」は午後6時までとなっています。

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2008年4月20日

“ラウンドワンスタジアム宜野湾店”関連アンケート結果発表!(その1)

先日行いました“ラウンドワンスタジアム宜野湾店”関連のアンケートの結果がまとまりましたので、ここに報告させていただきます。
Q1~Q3では、先月開業した“ラウンドワンスタジアム岡山妹尾店”で、「小学生以下の児童はすべての営業時間、親権者(父親・母親どちらかに限る。以下同じ)の同伴がないと入場できない。」という入場制限について、みなさんの意見を伺いました。
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Q1では「厳しすぎる」「妥当だ」という意見が同数で、「もっと厳しくしろ」という意見が1票少なくなっています。
Q2・Q3では、“小学生以下単独での終日全館入館禁止(敷地内に立ち入っただけでも補導対象)”だけでは不十分だと考えられる場合に、適正と考える基準を伺いました。
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Q2では規制の対象とする少年の区分を、Q3では保護者同伴でも入館禁止にすべきかを問いました。規制の対象は現行基準の“小学生以下の児童”は4割にとどまり、最も厳しい基準となる“高校生を含む18歳未満の少年”という意見も4票ありました。保護者同伴でも入館禁止にすべきかですが、「保護者同伴でも平日は終日全館入館禁止にすべきではない」という意見が多かったようです。しかし、中には、首都圏でボウリング場やゲームセンターなどのアミューズメント施設を展開しているウェアハウスのように、「高校生を含む18歳未満の少年は保護者同伴でもすべての日について終日全館入館禁止にすべきだ」という意見もありました。
3月20日の記事で、小学校の近くに出店し、周辺住民やPTAなどの反対運動の中で開業した“ラウンドワンスタジアム岡山妹尾店・高松店”の事情を紹介した上で、3月27日の記事で、“ラウンドワンスタジアム宜野湾店”における青少年の入場制限及び補導基準(案)を提示しました。その内容をおさらいしておきましょう。
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地元住民やPTAなどの反対が岡山・高松よりも強いため、“中学生以下の児童・生徒は平日は終日全館入館禁止、保護者同伴でも土曜・休日に限り、午後6時まで。”とでもしてもらわなければ、出店に反対している地元住民やPTAなどの理解を得られないと考えました。
そこで、この入場制限及び補導基準(案)について、みなさんがどのように感じられたかを問いました。
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「妥当だ」という意見が3票で最も多い意見となりました。建設中の“ラウンドワンスタジアム宜野湾店”は、宜野湾マリーナの向かいにある、宜野湾市の市有地だったところで建設が進められており、近くにはコンベンションセンターや野球場や体育館などの運動公園、トロピカルビーチ、ラグナガーデンホテルなどがあり、宜野湾市の伊波洋一市長がいう“沖縄を訪れた観光客の絶好の遊び場”としての期待はあるものの、近くには中学校や高校もあり、営業時間が早朝に及ぶこともあり“非行や学力低下の温床”になるおそれがあるとして、宜野湾市PTA連合会や周辺の自治会などが建設に反対していました。加えて、沖縄県では青少年の飲酒による補導が相次いでいます。このブログをご覧の皆さんも、“中学生以下の児童・生徒は平日は終日全館入館禁止、保護者同伴でも土曜・休日に限り、午後6時まで。”という入場制限及び補導基準(案)を支持していただきました。私としては、平日でも保護者同伴を必須条件として中学生以下の児童・生徒を立ち入らせると、授業をサボって遊ぶ恐れがあるとして、平日は保護者同伴でも中学生以下は終日全館入館禁止とすべきだと考えました。ただ、前回も申したように、実際にはラウンドワンと宜野湾市、宜野湾市PTA連合会、宜野湾警察署などが話し合って、協定を結んで決めることになっております。
ところで、昨年1年間に深夜外出や飲酒・喫煙など、未成年者の不良行為で補導された少年の数、全国でどれくらいだと思いますか?
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上の画面のように、平成19年1年間に全国で補導された不良行為少年は、平成18年を12万人も上回る155万1,726人となり、昭和59年の151万2,777人を上回り、戦後最悪となりました。
そして、各都道府県別に見ると、1位はラウンドワンの地元である大阪府で約35万7000人。これもまた過去最悪。全国で不良行為少年として補導される少年の約22%が、大阪府下において補導され、他の都道府県の3倍以上と、群を抜いて全国一位となりました。大阪府には16歳未満の少年が午後7時~翌日の午前5時まで(保護者同伴の場合午後10時~翌日の午前5時)の時間帯にカラオケボックスやボウリング場など“遊べる営業施設”への出入りを禁止する、全国で最も厳しい青少年健全育成条例がありますが、それでも深夜外出や飲酒・喫煙などで補導される少年が後を絶たないのが現状です。
ラウンドワンでも、青少年健全育成条例や風俗営業法に定める規制に加え、独自の自主規制基準を設けて、青少年の営業施設への立ち入りを制限しています。すなわち、
・午後8時以降、学生服等着用の中学生・高校生の入店禁止。(ゲームセンター施設のうちメダルゲームゾーンについてはすべての営業時間立ち入り禁止)
・ゲームセンター施設のうちメダルゲームゾーンについて、中学生以下の児童・生徒は親権者の同伴が必要。
以上2つの制限措置は、全国の営業施設でとられています。また、多くの店舗で不良行為として警察による補導取り締まりの対象になっています。さらに、京阪神の一部の店舗では、16歳未満の少年のゲームセンター施設への入店を午後5時までに制限しています。“全国で最も厳しい門限条例”がある大阪府が地元であるだけに、ラウンドワンのクオリティが感じられます。
昭和59年に不良行為少年として補導された少年の数が過去最高になったのをきっかけに、警察庁など関係官庁は翌昭和60年2月13日、有害な風俗環境の浄化、少年の健全な育成を阻害する行為の防止等を目的として、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」(以下“風営法”といいます)を施行し、この法律で少年のたまり場となりやすいゲームセンター営業を規制の対象にしました。これにより、青少年の夜間の入店は禁止され、また、深夜営業も制限されました。
あれから23年、当時、ゲームセンターでテレビゲームに熱中していた中学生・高校生も、今では中学生・高校生の親の世代となりました。深夜外出や飲酒・喫煙などの不良行為で補導された少年の数が過去最悪となった今、そろそろ風営法によるゲームセンター営業にかかる年少者の夜間入場制限基準も、昨今の状況に合わなくなったのでしょう。
大阪府の風営法施行条例では、午後7時以降に16歳未満の少年がゲームセンターに入店することを禁止しています。しかし、多くの都道府県が同様の条例で16歳未満の少年のゲームセンターへの入店を午後6時までに制限しており、加えて不良行為で補導された少年の数も過去最悪になったことを考えると、午後7時までという時刻は遅いという考えも出てきたようです。このため、青少年のゲームセンターへの入店について、16歳未満の少年は午後5時までに、16歳・17歳の少年は午後8時までにそれぞれ制限、また、メダルゲームゾーンについては16歳未満の少年の入場について保護者の同伴を義務づけ、しかも学校休業期間以外の平日は保護者同伴でも終日入場禁止とするよう、風営法施行条例を改正してもよいと思います。
そして、文部科学省や警察庁などの関係省庁も、昨年の不良行為補導少年の数が過去最多となったのを受けて、風営法など諸法令を改正しようと準備しているようですが、衆議院が自民党と公明党が多数で、参議院が民主党が多数という“ねじれ”現象が続いており、ガソリン暫定税率を巡ってゴタゴタが続いており、現在開会中の通常国会での審議が遅れているようです。
3月15日に着工して1ヶ月が過ぎた“ラウンドワンスタジアム宜野湾店”、12月の開業へ向け、建設は進んでいるようです。
Q5の「メダルゲームのメダル貸出機に年齢識別システムは必要か?」の結果については、日を改めて発表したいと思います。このため、アンケートの締め切りを4月26日まで延長します。
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宜野湾市真志喜で建設中の“ラウンドワンスタジアム宜野湾店”の建設現場。しかし、“ラウンドワン”という会社名は出ていない。

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2008年4月10日

アンケート質問追加のお知らせ

先日、沖縄尚学高校の選抜高校野球大会の優勝の話をしたときに、「巨人戦をテレビで見るならどこで見る?」というアンケートを行っていますが、ここでもうひとつ、質問を追加したいと思います。
巨人以外にもプロ野球中継を見るルートはたくさんあります。そこで、次の4つのうち、あなたが見たい球団はどちらですか?
・NHKBS1で、阪神タイガース!
・TBSニュースバードで、横浜ベイスターズ!
 (月々630円払うけど、美人キャスター勢ぞろいだよ!)
・GAORAで、北海道ファイターズ!
 (月々735円払うけど、阪神の試合も見られるよ!)
・TwellVで、千葉マリーンズ!
・その他のメディア・球団(コメントにお書き込みください)
・プロ野球中継は見ない
回答は上記の6つの中から1つをお選びください。みなさんからの回答をお待ちしております。

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2008年4月 5日

紫紺の優勝旗が9年ぶりに沖縄へ

内野席が新装なった阪神甲子園球場で行われていた『第80回選抜高校野球大会』は、きのう決勝戦が行われ、沖縄尚学高校が埼玉県の聖望学園高校を9-0でやぶり、9年ぶり2回目の優勝を遂げました。
9年前の初優勝の時に優勝投手となった比嘉公也監督率いる沖尚ナインは、3月26日の対聖光学院戦で1-0、31日の対明徳義塾戦で3-1、4月2日の対天理戦では、東浜巨(ひがしはま・なお)が8回に足に打球を直撃されたものの、4-2で勝って、18年前の夏の大会で0-1で敗れて準優勝に終わった沖縄水産高校戦の雪辱を果たしました。きのうの準決勝では、東洋大姫路高校の佐藤投手が8回に崩れたところを見事攻略、2死満塁から嶺井捕手の2点タイムリーヒットを打って逆転、4-2で勝ち、これで勢いに乗ってきのうの決勝戦、初回に先頭・伊古の三塁打をきっかけに1点を先制した沖縄尚学は、その後も得点を重ね、5回には伊古のランニング3点本塁打も出るなど15安打9点の猛攻で聖望学園を圧倒しました。そして投げては好投のエース東浜が散発6安打の完封。見事に2度目の紫紺の大旗を手にしました。
平成11年の第71回大会以来、9年ぶりの沖縄尚学高校の優勝を一番喜んでいる人がいます。
一人は、知念芽衣さん。沖尚の卒業生でもある彼女は3月28日まで、NHK那覇の夕方のニュース番組『ハイサイ!ニュース610』のキャスターを務めていました。26日の対聖光学院戦に勝った沖尚ナインから“勝利の花束”を贈られ退任されました。それが優勝となったと聞いて芽衣さんも贈られた“勝利の花束”が“優勝”に変わったというのをびっくりされていると思います。
もう一人は、武田真一さん。彼も3月21日放送の『きんくる』を最後に、1年10ヶ月間つとめた沖縄生活にピリオドを打ち、31日から夜のニュース番組『ニュース7』のキャスターを務めています。彼もまた、きのうの放送で沖縄尚学高校の優勝を心から喜んでいたことでしょう。ちなみに、きのうの『きんくる』も、沖縄尚学高校の優勝をとりあげていました。武田さんの後任には、飯田紀久夫アナウンサーさんが担当しています。
そして、31日に営業を終了した神戸市の宝月旅館の経営者、正垣勲・和子夫妻。22年間にわたり春・夏の甲子園大会の沖縄県勢の定宿として利用されてきましたが、老朽化に勝てず、60年間の歴史に幕を下ろさざるを得なくなりました。その歴史のフィナーレを沖縄尚学高校の2回目の優勝で飾ることができたことを、正垣夫妻は喜んでいたことでしょう。あとは、夏の大会での県勢優勝を夢見ることにしましょう。
明徳義塾・天理・東洋大姫路・そして聖望学園………並み居る強豪を次々と倒した沖尚ナインは、9年ぶりに優勝旗を手にしました。きょう、沖尚ナインは飛行機で帰ってきます。今後、NHK・民放各局で沖尚祝勝番組が放送されることになり、地元・那覇は大騒ぎとなることでしょう。

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2008年4月 4日

『ラウンドワンスタジアム宜野湾店』が開業した暁には………

前回は周辺住民の建設・出店反対運動でごたごたになった中で開業した『ラウンドワンスタジアム岡山妹尾店・高松店』について、法令や条例よりさらに厳しい年少者の入場制限及び補導基準をお伝えしました。
岡山・高松ともに、営業施設の近くに小学校があり、周辺住民やPTAなどから「児童・生徒の健全育成に悪影響を及ぼす恐れがある」として出店に反対していたため、小学生以下の児童は保護者(父親・母親どちらかに限る)同伴でなければ時間帯に関係なく営業施設に入れないばかりか、駐車場などの付属施設を含め、敷地内に立ち入っただけでも警察による補導取り締まりの対象になることになりました。
さて、このほど着工した『ラウンドワンスタジアム宜野湾店』は、宜野湾市の伊波洋一市長が「沖縄を訪れた観光客の遊び場を造ってほしい」との要望に、ラウンドワンが応えたものです。しかし、施設が建設される場所は、宜野湾マリーナの向かいで、近くにコンベンションセンターや野球場や体育館などの運動公園、ラグナガーデンホテルなどがあり、将来はインターコンチネンタルホテルも建設される予定になってはいるものの、真志喜中学校から120m、宜野湾高校から200mしか離れていない場所であり、宜野湾市PTA連合会や周辺の自治会などが建設反対運動を起こし、約13,000人分もの署名が集まったほどでした。加えて、昨年4月に文部科学省が行った全国学力テストで、沖縄県は小学校国語・小学校算数・中学校国語・中学校数学の4部門すべてで全国最下位となり、児童・生徒の基礎学力の向上が課題となっています。
そんな中で営業施設が建設されることになれば、岡山妹尾店や高松店のように、“小学生以下の児童単独での終日全館入館禁止”だけではすまないと、私は考えました。そこで、私として『ラウンドワンスタジアム宜野湾店』開業後、青少年の入場制限を次のように考えました。
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このように、岡山妹尾店や高松店のように、“小学生以下の児童単独での終日全館入館禁止”よりさらに厳しく“中学生以下の児童・生徒は終日全館入館禁止、保護者同伴でも土曜・休日に限る。”としました。地元住民やPTAなどの反対が岡山・高松よりも強いため、中学生以下は保護者同伴の上さらに平日は保護者同伴でも終日入場禁止にしてもらわなければ、出店に反対している地元住民やPTAなどの理解を得られないと、私は思います。
宜野湾市内には2ヶ所のゲームセンターがありますが、両店舗ともメダルゲームゾーンについては、午後8時以前であっても18歳未満の少年は保護者が同伴でないと入れないばかりか、宜野湾警察署による補導取締りの対象になっています。また、那覇市おもろまちのサンエー那覇メインプレイス2階にあるナムコランド那覇店についても同様です。(おそらく北谷町のセガのゲームセンターでも同様でしょうか)
『ラウンドワンスタジアム宜野湾店』の青少年の入場制限については、実際にはラウンドワンと宜野湾市、宜野湾市PTA連合会、宜野湾警察署などが話し合って、協定を結んで決めることになっているので、この記事では、あくまでも私の案としてご覧いただきたいと思います。
そこでこのブログをご覧の皆様へアンケート。
Q3.ここに示した『ラウンドワンスタジアム宜野湾店』の青少年の入場制限案、ご覧のみなさんはどのように感じられますか?次の中からお選びください。
・厳しすぎる。
・妥当だ。
・周辺住民が反対しているのでやむをえない。
・不十分だ。もっと厳しくしろ。
・わからない、どちらともいえない。
Q4.(この記事とは関係ありませんが)未成年者の喫煙防止のために日本たばこ協会などが導入を進めている、たばこ自動販売機の成人識別システム。すでに鹿児島県と宮崎県では3月1日から導入され、自動販売機でたばこを買うためには、“タスポ”と称する、成人識別のためのICカードが必要になります。鹿児島・宮崎両県以外でも、7月までには“タスポ”がないと自動販売機でたばこを買うことができなくなります。
この“タスポ”と同じように、青少年がメダルゲームで遊ぶのを防ぐために、遊技メダル貸出機にもICカードによる年齢識別システムが必要と思いますか?
・早急に必要だ。(青少年がメダルゲームで遊ぶのを防ぐため)
・必要だが時期尚早だ。(法律で禁止されてもいないのに)
・不必要。(身分証の確認で充分)
・わからない、どちらともいえない。
なお、回答に際しては下記の事項を前提にしてお考えください。
1.この年齢識別システムは、メダル貸出機でメダルの貸し出しを受けたり、メダルバンクシステムから貯メダルを引き出す際に、ICカードにより年齢の認証を行うものです。ICカードがないとメダル貸出機でのメダルの貸し出しや、メダルバンクシステムの利用はできません。
2.このシステムの運営に際しては、セガ、ナムコ、ラウンドワンなどのゲームセンター事業者がシステム運用のための協同組合を設立して、カードの発行やシステムの管理などを行うものとします。すなわち、この協同組合に加盟する全国のゲームセンター施設共通でICカードが利用できるものとします。
3.ICカードの発行を受けられるのは、毎年4月1日の時点で15歳以上の者とします。すなわち、中学生以下の児童・生徒はICカードの発行を受けることができません。
4.ICカードの発行に際しては、ゲームセンター施設に用意されている申込書に、住所・氏名・生年月日などの必要事項を記入し、顔写真と免許証や学生証など身分証明書のコピーを添えて郵送で申し込むものとします。
5.事業者は、メダル貸出機およびメダルバンクシステムに年齢制限を設定することができます。たとえば18歳未満と設定した場合、読み取り部分にICカードをかざしてデータの認証の結果、18歳未満と判明した場合、大音響でアラームが鳴り、スタッフが少年を取り押さえ、警察に通報して補導の対象とすることができます。
6.ICカードに搭載する機能は、年齢認証の機能のみとし、貯メダル機能や電子マネーの機能は搭載しないものとします。
7.事業者は、ICカードの発行を受けた遊技客が、遊技メダルの持ち出し・持ち込み等、風俗営業法や事業者が定めるハウスルールなどに違反した場合は、ICカードを没収して出入り禁止とすることができます。この場合、事業者は没収したICカードを協同組合に郵送し、協同組合は違反した遊技客に対し一定期間ICカードの発行を拒否するものとします。
8.有効期間は発行の月から5年間(但し15~17歳の少年についてはICカードに記載された年月まで)とし、更新に際しては所定の手続・審査を必要とします。
9.年齢識別システムの運用は、教育委員会やPTAなどが青少年のゲームセンターへの入場を厳しく制限している地域(例:新潟市)若しくは事業者系列で先行開始し、その後順次全国で運用を開始するものとします。

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