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2007年11月30日

あすはデジタル放送の日

あす12月1日は“デジタル放送の日”。7年前、BSデジタル放送が始まり、そして4年前には東名阪3大都市圏を皮切りに地上デジタル放送が始まりました。それを記念して制定されました。
BSデジタル放送がスタートして7周年となるあす、2つの新しいBSデジタル放送局が新たに開局します。
あす12月1日から放送を始めるのは、大手家電量販店“ビックカメラ”が中心となって設立された日本BS放送の“BSイレブンデジタル”と、三井物産の全額出資子会社として設立されたワールドハイビジョンチャンネルの“トゥエルビ”です。両局は9月いっぱいで終了したNHKのアナログ衛星ハイビジョン放送の空き枠を使って、明日午前11:00から放送を開始します。
日本BS放送は、BSデジタル放送開始当初の平成12年12月からデータ放送で映像コンテンツの放送を行っていましたが、9月いっぱいでデータ放送をやめ、悲願だったハイビジョンの放送を始めることになりました。
“BSイレブンデジタル”は、主として30代以上の視聴者をメインターゲットと想定した編成方針を掲げています。その主なものが、平日午後6:30から2時間45分の生トーク番組『大人の自由時間』。月曜日が西川のりおさんと野坂麻央さん、火曜日が阿川佐和子さんと檀ふみさん(隔週交替)、水曜日がなぎら健壱さん、木曜日がセイン・カミュさん、金曜日がモト冬樹と仲間たちという曜日ごとの司会者が、毎日ゲストを迎え、生トークを繰り広げます。
また、“BSイレブンデジタル”はアニメ・海外ドラマ・怪獣ものにも力を入れます。中でも、怪獣ものでは、その昔『ウルトラマンシリーズ』で一世を風靡した円谷プロダクションが制作する『ウルトラギャラクシー・大怪獣バトル』が毎週土曜日午後7:00(しかもあすから放送)に登場、来年2月までの土曜日の夜、ウルトラ怪獣たちの激しいバトルがハイビジョン映像でお茶の間を突撃します。また、番組提供スポンサーのバンダイナムコグループも、この番組と連動した商品企画を用意しているとか。また、アニメでは、『機動戦士ガンダム』や『ふたりはプリキュア』など、海外ドラマでは日曜日午後8:00に中国ドラマ『大敦煌』を、それに続いて9:00からは韓国ドラマ『銭の戦争』、その他多数のラインアップ。
さらに日本BS放送は、2年前にメガポート放送を吸収合併したことから、その親会社の毎日新聞社が資本参加しています。その毎日新聞社が全面協力するニュース番組も登場します。平日の午後10:00にはTV-ASAHIの『報道STATION』の強力な対抗馬ともいうべき『INsideOUT』が登場するほか、随時フラッシュニュースを放送します。
開局を記念して、あすは午前10:59~午後0:25と0:30~2:55の2部構成で、最初の開局特番『未来へのトンネル and you』(あさって2日午前7:00に[再])をはじめとして、あさって2日までの2日間、開局特番を編成します。詳しい番組内容は、“BSイレブンデジタル”のホームページをご覧ください。
“トゥエルビ”は、まったくの新規開局。24時間無料で良質・健全・プレミアム感のある番組をお届けします。
“トゥエルビ”は、CSで有料放送を行っている放送事業者から番組の提供を受けます。たとえば宝塚スカイステージからは宝塚歌劇団のステージを、ナショナルジオグラフィックチャンネルからは海外ドキュメンタリー、ディズニーチャンネルからはアニメ・映画、MTVジャパンからは洋楽を中心とした音楽番組など。このほか、三井物産と米国QVCの合弁で設立されたテレビ通販事業者“QVCジャパン”によるテレビショッピング番組を1日12時間編成します。また、オリジナル番組として、土曜日の夜に名作映画を放送する『神宮前名画座』を編成します。
番組を供給する放送事業者にとって“トゥエルビ”はまさに“ショーケース・オブ・スカパー”。放送事業者は“トゥエルビ”にとっておきのコンテンツを提供することによって、CSチャンネルにより多くの視聴者に加入してもらおうというねらいもあります。
あすは開局を記念して、午後6:00からの『神宮前名画座』で、マーガレット・ミッチェル原作、ヴィヴィアン・リー主演の映画史上に残る不朽の名作『風と共に去りぬ』を4時間にわたり、ノーカットで放送します。
このほか、7年前から標準画質による放送を行っていた映画専門の有料チャンネル、“スターチャンネルBS”が、ハイビジョン放送、その名も“スターチャンネル・ハイビジョン”に生まれ変わります。すでに26日午前9:00からハイビジョン放送による放送を始めています。これに伴い、東経110度CSで放送していたハイビジョン放送は、きょう午後11:50をもって終了となり、代わって明日午前8:00より、日本語吹き替え専門の標準テレビ放送“スターチャンネル・プラス”がスタートします。なお、“スターチャンネル・ハイビジョン”ではBS移行を記念して、あすとあさっての2日間、無料放送を行います。
7年前に始まったBSデジタル放送は、これら2局の開局、1局のハイビジョン化で新たな時代に入ります。番組も増え、視聴率競争も激しくなりそうです。
一方、沖縄県の地上デジタル放送も、中継局が開局します。
沖縄県の地上デジタル放送は、昨年4月にNHKが、12月に民放3局が豊見城送信所の親局で放送を始めましたが、新たに本島内の3カ所に中継局を開局します。
今回新たに開局するのは、今帰仁村(なきじんむら)の乙羽岳(おっぱだけ)中継局と久米島町の久米島中継局、それに南城市の須久名山中継局の3カ所です。今帰仁乙羽岳中継局は30W出力、久米島中継局と南城須久名山中継局は3W出力で電波を発射します。すでに今月1日から試験電波の発射が行われており、実際に放送も始まっていますが、正式にはあすが開局となります。来年5月には、NHKのみではありますが、宮古島中継局が開局、その後先島地区にもデジタル中継局が整備される予定です。
全国各地に地上デジタルの中継局が整備される中で、3年後のアナログテレビ終了へ向け、アナログからデジタルへの“世代わり”は、着実に進んでいます。デジタル放送対応テレビの準備は、お済みでしょうか?

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2007年11月27日

エフエム那覇が国際通りから撤退、首里へ移転。

那覇市のメインストリート、国際通りから情報を発信していた那覇市のコミュニティFM局、エフエム那覇(通称78タイフーンFM)が、30日をもって国際通りから撤退し、12月3日より那覇市首里池端町に移転することになりました。
エフエム那覇は平成14年7月8日、“国際通りの活性化策”の切り札として開局、情報番組や音楽番組などを中心に、午前7時から深夜12時まで放送しています。目玉番組として、平日午後2時から、オペラ歌手の田村邦子さんが毎回ゲストを迎え、その人のマジカルでミステリーな波瀾万丈の人生模様をお伝えする『田村邦子のマジカルミステリーツアー』、同じく午後6時から地元のお笑い芸人が交代でパーソナリティーを務める『オリジンアワー』があります。さらに、番組や音楽などの合間には、オリジンのお笑い芸人が沖縄方言の使い方を紹介する『うちなーぐちNOW』を放送しています。
しかし、エフエム那覇は那覇市松尾2丁目の入居している国際通り沿いのビルの屋上から出力20Wで電波を送信していますが、アンテナが低いところに設置されていることから、那覇市内であっても首里・西原・浦添東部地域では首里の高台に電波がさえぎられ受信しにくく、放送エリアが狭くなっていました。
このため、エフエム那覇では那覇市首里池端町の首里城近くにに新社屋を建設しておりましたがこのほど完成し、12月1日にスタジオと送信所を移転することになりました。移転に先立って、23日には『オリジンアワー』などの番組を生放送していた、てんぷす那覇1Fのサテライトスタジオも閉鎖されました。
国際通りでは今年2月から毎週日曜日の午後0時~6時を車両通行止めにしてトランジットモール(歩行者天国)による活性化の取り組みが行われていますが、今月いっぱいで国際通りで営業していた大城時計眼鏡店とオリエント洋品店国際通り店が半世紀以上にわたる営業の歴史を閉じることになり、加えてエフエム那覇の撤退で、活性化の取り組みに水を差すことになりそうです。
移転のため、今週は平日午後に放送しているゲストトーク番組『ヒトワク』は休止、『オリジンアワー』も収録での放送となっています。そして30日の深夜12時をもって、国際通りからの放送を終了します。週末の12月1日~3日は、放送機器の調整のため、『泡盛放送局』や『ウルマクラシック』などすべての番組を休止して試験電波放送を行い、4日より首里池端町からの新社屋からの放送が始まります。また、『田村邦子のマジカルミステリーツアー』が、12月から平日午後4時からの放送に変わります。
エフエム那覇の大城成信プロデューサーは「国際通りから首里の高台に移転することで放送エリアの拡大が期待できる。いままで首里の高台にさえぎられて聞きにくかった場所でもクリアに聞くことができると見込める。今後とも地域に根ざした人々を中心にしたプログラムや情報を発信していきたい。」と話しています。FM21とは3キロも離れておらず、FM21・FMレキオ連合を追撃しようというねらいもありそうです。
5年4ヶ月にわたって国際通りの情報発信基地として市民に親しまれてきたエフエム那覇は、“国際通りFM”から“首里城下町FM”へとその姿を変え、新たなスタートを切ることになります。

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2007年11月23日

2007年“ゲームの日”に寄せて

きょう11月23日は勤労感謝の日、そして“ゲームの日”です。きょうからの3連休、全日本アミューズメント施設営業者協会加盟の全国約1200カ所のアミューズメント施設(ゲームセンター)において、無料で遊べるゲーム台の設置や、クレーンゲーム選手権、遊技メダルの増量サービスなどが開催されています。
今年の“ゲームの日”にあたって、ゲームセンターを巡る問題点が2つあります。
1つは、メダルゲームが“1円パチンコ・5円パチスロ”との競争にさらされているということです。
3年前の風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(以下“風営法”といいます)施行規則の改正で、パチンコホールがギャンブル性の高い“パチスロ4号機”の撤去を迫られ、ギャンブル性も出玉も押さえられた5号機にすべて置き換えさせられ、客離れが懸念された中で、新たな遊技客の開拓をねらって、これまで“パチンコ玉1個4円・パチスロメダル1枚20円”の最高額を設定していた遊技料金を値下げしたのです。パチスロのメダルが、1000円で200枚借りられるのです。
パチンコホールの遊技料金値下げのあおりを受け、アミューズメント施設のパチンコ・パチスロの遊技客が、パチンコホールへと流れていったのです。
ゲームセンターにもパチンコ・パチスロはあります。ただし、通常のパチンコホールに設置されているものとは仕様が違います。パチンコだと100円で何発、パチスロでも100円で何点、大当たりすれば得点に応じてメダルが払い出される。払い出されたメダルは他のメダルゲーム機で使うことになります。また、メダルで遊戯することができる遊技機もあります。
また、沖縄県内の小規模のゲームセンターには、100円で何点、大当たりを重ねて何点に達したら景品と引き替えられるメダルが出る、というスロットマシンもあります。なお、沖縄県警では昨年5月に宜野湾市で高校生がからむスロットマシン賭博事件があったのを機に、県下のアミューズメント施設に対し、18歳未満の青少年にパチンコ・パチスロ遊技機を使用させないよう指導しています。
しかし、アミューズメント施設のパチンコ・パチスロはパチンコホールのものと違い、遊技の結果によって獲得したメダルはその施設内でしか使用できず、また、遊技メダルの持ち出し・持ち込み(たとえ同一営業者のチェーン店同士でも)や、有償・無償問わずメダルの譲渡、現金や景品との交換も一切できないという、厳しい制限が風営法で定められています。
各地のパチンコホールで遊技料金が値下げされれば、どうせパチンコ・パチスロを楽しむのなら、遊技料金を値下げしたパチンコホールで楽しもうというのが、ファンの考えだと思います。
そうなると、アミューズメント施設でも、私としては、今後、青少年の健全育成に悪影響のおそれのあるパチンコ・パチスロを撤去した上で、競馬やビンゴ、押し出しといったメダルゲームのラインアップを充実させた方が、健全な営業になると思います。そして、メダルの貸出料金も、周辺にパチスロメダルの遊技料金を1枚5円にしているパチンコホールがあれば、それに対抗して1000円で200枚以上にしないと客が入らないのではと思います。(ただ、一部で今年3月期に連結赤字に転落した大手事業者もあり、この事業者では“ボッタクリ営業”をせざるを得ない現実もあります。)
もう一つは、近年全国各地に営業網を拡大している大阪府堺市の大手総合レジャー施設事業者、ラウンドワンの問題です。
たびたびこのブログでもお話ししておりますように、セガ・タイトーなど赤字経営に伴うアミューズメント施設の閉鎖・撤退が相次ぐ中で、全国各地に営業網を拡大しています。今年に入ってからも、北海道(3店舗)、岩手県、東京都、愛知県(2店舗)、和歌山県、香川県、福岡県、鹿児島県と、計11店舗を出店、これまでに北は北海道から南は鹿児島県まで、78店舗が営業しており、来月にも青森県、群馬県、静岡県、三重県に計4店舗を開業、そして来年には沖縄上陸、宜野湾市と南風原町に出店予定、再来年3月までに、全国98店舗の営業網にまで拡大することが予定されています。
このラウンドワンをめぐっては、全国各地で建設反対運動が広がっています。神奈川県の横須賀市では、日の出町の市有地にラウンドワンが横須賀市から土地を買って横須賀店を建設しようとした際、周辺に私立高校があったことから、教育関係者やPTAなどから反対しました。結局ラウンドワンは建設を断念せざるを得ませんでした。このほか、宮城県仙台市のJRの操車場跡地への建設計画も、同様の理由で白紙撤回を余儀なくされました。
そしてここ沖縄の宜野湾市でも、建設予定地(宜野湾市の西海岸地区)の周辺に中学校があることから、周辺住民が反対運動を起こしています。それについては、現在行っている“1円パチンコ・5円パチスロ”アンケートの結果とともに後日お話しします。
時代を超え、子供からお年寄りまでさまざまな遊びを発信してきたゲームセンター。これからも健全な営業であることを願いたいものです。
そこで、現在行っている“1円パチンコ・5円パチスロ”アンケート、先日3つの質問を追加しましたが、ここであと1つ質問を追加したいと思います。
Q8.現在、風営法では第2条第1項第8号に定めるゲームセンター営業について、午後10時以降18歳未満の少年の出入り、また、各都道府県の風営法施行条例では、関東・甲信越地区の1都8県のすべてはもとより、多くの都道府県で、午後6時以降16歳未満の少年の出入りを禁止しています。昭和60年に定められたこの規定ですが、ここ数年、非行少年として補導される少年が増えており、そろそろこの規定も見直しが必要なという噂が出ているようです。ゲームセンター営業が風営法の規制対象になって22年、さて、あなたなら、今の時勢に合わなくなったと思いますか。
・合わなくなった(風営法を改正して規制強化すべき)
・合わなくなった(風営法を改正して規制緩和すべき)
・今の時勢に合っている(直ちに風営法を改正する必要なし)
・どちらともいえない
非行少年として補導される少年が増えていること、法律や条例よりさらに厳しい少年の入場制限を行っているアミューズメント事業者が多くなっていること、そして全国一律に適用される風営法レベル、この3つを考慮に入れた上で、上記に掲げた4つの中から1つをお選びください。締め切りが11月30日の深夜12時と、あと1週間しかありませんが、よろしくお願いします。
また、現在受付中のQ1~Q7を含め、コメントのある方はコメントをお書き込みください。みなさまからの快い回答をお待ちしております。

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2007年11月18日

台風で延期になったカラオケGPついに決着!

台風の影響で開催が延期されていた那覇まつりカラオケグランプリの決勝大会が、きょう南風原町のイオン南風原ショッピングセンターで行われました。
琉球ジャスコがメインスポンサーとなっているこのカラオケ大会は当初、那覇まつりRBC市民フェスティバルの一環として10月8日に奥武山公園特設ステージで開催される予定でしたが、台風15号接近の影響で市民フェスティバルが中止となり、延期されていました。
きょうの決勝大会では、9月に県内各地で行われた予選大会を勝ち抜いた13組のファイナリストが、熱唱を披露していました。また、審査を待つ間には、歌手のアルベルト城間さんがライブアトラクションで盛り上げていました。
審査の結果、『友達の詩』を歌った宜野湾市のニコマン・ユリアティーさんが優勝しました。
このカラオケグランプリ決勝大会のもようは、琉球ジャスコや同社との取引関係のある食品卸業者などが提供スポンサーとなって、12月24日の月曜日、午後4時25分からRBCテレビで放送される予定です。
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優勝者決定の瞬間。キャノン砲から銀色のテープが舞った。
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優勝したニコマン・ユリアティーさん
(写真はいずれも筆者撮影)

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ジュニアアイドルDVD摘発事件アンケート結果発表!

去る10月16日、“ジュニアアイドル”と呼ばれる少女の水着姿のわいせつなDVDを制作したとして、東京・豊島区の出版社「心交社」のチーフプロデューサーなど4人が児童買春・児童ポルノ禁止法(児童ポルノ製造)違反容疑で逮捕されたのを受けて行ったアンケートの結果がまとまりました。ここに報告させていただきます。
まず、Q1「今回の心交社のジュニアアイドルDVD摘発事件について、あなたはどのような考えをお持ちですか?」については、
1
「当然だ」「やむを得ない」「厳しすぎる」同数の意見が寄せられ、賛否両論というところでしょうか。
Q2「あなたなら、どの範囲までで“児童ポルノ”だと思いますか?」については、
2
“セックス・オナニー程度まで”が多数を占めていますが、“ソフトヌード程度まで”が13票と多く、このうち“水着姿でもポルノ”という意見も7票寄せられました。
Q3「今回の事件を受けて、児童ポルノの取り締まりがさらに厳しくなると思いますか?」については、
3
今回の心交社が氷山の一角に過ぎず、他のジュニアアイドルDVDのメーカーにも取り締まりが来るのではという考えが多かったようです。
Q5「どのカメラマンが撮影した少女ヌード写真集が“児童ポルノ”に該当すると思いますか?」については、
4
この質問については、今から20~25年も前の昔の写真集についての質問ということで、30代~50代ぐらいの方しか知らないということもありました。
“児童ポルノに該当する”に1票が入った清岡純子さんについては、『プチトマトシリーズ』(全部で42冊が刊行されました)などでその名をとどろかせた女流カメラマンでしたが、刊行した写真集の一部に、「裸の股間を強調したもの」とか、「裸の女子高校生2人が性行為に類似するようなシーン」があった(?)として、“児童ポルノに該当する”と考えられたものと思われます。一昨年には、清岡さんの写真集『Best Selection!』が児童ポルノと認定され、国立国会図書館での閲覧ができなくなりました。また、国立国会図書館は多くの少女ヌード写真集もこの『Best Selection!』同様、一般への閲覧を見合わせています。
“児童ポルノに該当する”に2票が入った力武靖さんは、西村理香さんを“伝説のロリータアイドル”として育てたカメラマンですが、実は、西村理香さんをはじめ力武さんが撮影したモデルの多くは、アジア系の外国人なのです。力武さんは、日本人をモデルに使うと、モデルの女の子がいじめられたり、ストーカーにあったりしたことがあったことから、海外にモデルを求め、且つ、なおモデル児童の人権保護のため、実名や出身地、誕生年月日を含む一切のプロフィールを原則として非公開とし、日本人のような名前を付け、「日本人として」発表するという手段をとったといわれています。その結果、海外に安く性的搾取を行っているという誤解を生み、海外から「日本は児童ポルノ大国」というレッテルを貼られてしまったようです。作品も、陰部を植物の葉で隠したりするなど陰部を強調したのもあり、これでは“児童ポルノに該当する”とされても仕方がないのではないでしょう。
力武さん、清岡さん以外の5人の写真家については、“児童ポルノには該当しない”という声が多かったようです。今回アンケートの対象とした7人以外にも、マンナン食品のCMで人気を集めた、当時16歳の一乗院リナちゃんを撮影した谷口征さんや、当時14歳だった増沢美和子ちゃんを撮影した西村伸子さん、当時16歳だった吉岡真由美ちゃんを撮影した野村誠一さんなど、17歳以下の女の子を被写体にしたヌードを撮ったカメラマンは多く、その多くが、少女の“一瞬の輝き”を美しく写真に収めた作品であったことは承知の通りです。
Q6.「今回の心交社の事件を機に、今まで規制対象にならなかった児童ポルノの単純所持まで禁止されようとしています。“児童ポルノの単純所持禁止”について、あなたはどのように考えますか?」については、
5
「無条件で単純所持も全面禁止にすべき」が「単純所持まで禁止すべきではない」を1票上回っています。
内閣府が行った「有害情報に関する特別世論調査」では、児童ポルノの単純所持について、69.6%が「規制すべき」、21.3%が「どちらかといえば規制すべき」、これを合わせると90%以上が規制すべきと支持しています。また、実在しない子どもに対する性行為などを描いた漫画・イラストも規制の対象とすべきという回答も合計約9割に上っています。
しかし、この児童買春・児童ポルノ禁止法というのは、「衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するものを視覚により認識することができる方法により描写したもの」の線引きがあいまいになっていると思われているので、このまま単純所持まで禁止してしまえば、少女の“一瞬の輝き”を収めたこれらの少女ヌード写真集にまで“麻薬・覚せい剤”と同じような扱いにされ、被写体モデルとなった女の子やカメラマン、出版社などの名誉を傷つけられかねないだけではなく、言論・表現の自由が侵され、警察権力の拡大強化が懸念されるものと、私は思います。児童ポルノの線引きが明確にならない限り、単純所持の禁止にはすべきではありません。
今回の心交社の事件は、本来あるべき美少女の美しさを逸脱し、成人向けのアダルトビデオ同様の過激な性的表現をしたとして摘発されたものでした。心交社の摘発を機に、来年の通常国会で児童買春・児童ポルノ禁止法の改正案が出され、昔の少女ヌード写真集までもが“麻薬・覚せい剤”と同じような扱いにされ、単純所持まで禁止されるようなことも懸念されます。
パチンコ・パチスロも同じことがいえます。これまで、パチスロ機では、大当たりすれば一度に数十万円相当のメダルが紙吹雪のようにペイアウトするという、いわゆる“爆裂機”がしのぎを削り、ホール側も射幸心をあおる営業を行ってきました。その結果、ホールの駐車場に乳幼児を車に残して、熱射病にして死亡させた事件が続発、そしてパチンコ依存症という社会問題にもなりました。結局、3年前に風営法施行規則が改正され、いわゆる“爆裂機”といわれた4号機は、先月検定切れを迎えた『俺の空』を最後に完全にホールから姿を消し、代わってギャンブル性も出玉も押さえられた5号機に変わり、遊技客も離れ、ホールの廃業も続出、ということになりました。現在、全国のパチンコホールでは、それまでの射幸心をあおりすぎた営業の反省を受け、“1円パチンコ・5円パチスロ”のような遊技料金の値下げなど、“手軽で安く遊べるパチンコ・パチスロキャンペーン”に取り組んでいます。
その“パチスロ爆裂機”と同じように、ジュニアアイドルの世界でも、少女の“一瞬の輝き・美しさ”を逸脱して、乳首や陰部だけを隠した極小ビキニ水着を着せて「性的な欲望を触発させることに重きを置いた過激な表現」に走ったため、これが警視庁の取り締まりに引っかかって、DVDを制作した出版社が摘発されてしまいました。パチンコホールの射幸心をあおりすぎた営業、心交社の性欲をそそらせる過激な表現、両方とも“行き過ぎた”やり方がもとで当局による取り締まりの憂き目を見たのでした。
今から20~30年前、芸能界にはかわいかった女性アイドルがたくさんいました。当時15~19歳の女の子が、歌手として、また女優として、テレビ・ラジオ・雑誌などのメディアを賑わせました。当時出版された写真集では、野村誠一さん、渡辺達生さん、山岸伸さんなどといったカメラマンが、彼女たちの若かりし時の姿を、水着姿やヌードなどで写真に収めています。少女ヌード写真集の全盛期もこの頃で、アイドルの写真集と同じような撮り方をしています。まさにあの頃が、全盛期であり、黄金時代でした。私もあの頃がよかったと思っております。
私のこの記事にトラックバックしていただいたSantaさんは、こんなコメントを残しております。
「性欲をそそらせるのでなく、一瞬の美しさを映像化するのなら、水着もヌードも関係ないと思ってみたり。規制によって、かえって歪んだ作品を量産してしまった。」
私もそう思います。性欲を触発させるのではなく、女の子の一瞬の美しさを映像化するのなら、ビキニの水着もレオタードも、そしてソフトヌード(もし私がヌードを撮影するとすれば、常夏の島のビーチで、黒か紺の無地のビキニのパンツだけをはいて上半身裸(もちろん乳首も露出)で戯れているところがベストな撮り方です。)でもOKだと思います。
今回の心交社の事件、結局、児童買春・児童ポルノ禁止法違反で訴えを起こされることは見送られましたが、児童福祉法違反で東京地方裁判所に訴えを起こされることになりました。今回の事件が、さらなる規制強化につながらないことを願っております。
長文になりましたが、アンケートにお答えいただいた皆様、ありがとうございました。引き続き“1円パチンコ・5円パチスロ”関連のアンケートへの協力、よろしくお願いします。

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2007年11月15日

“1円パチンコ・5円パチスロ”関連アンケート質問追加のお知らせ

ただいま“1円パチンコ・5円パチスロ”に関連したアンケートを行っていますが、ここで、質問を2つ追加したいと思います。
Q5.赤字決算に伴うアミューズメント施設の閉鎖・撤退が相次ぐセガ・タイトーなどに代わって、全国各地に営業網を拡大している、大阪府堺市の大手レジャー施設営業者、ラウンドワン。年末に、青森県・群馬県・静岡県・三重県の計4カ所に新しく営業施設を開業、そして来年秋には、沖縄県の宜野湾市と南風原町に、ボウリング・カラオケ・アミューズメント施設の3本柱とする沖縄県内最大の大型レジャー施設を建設し、開業する予定です。その一方で、ラウンドワンが今後出店を予定している地域からは「青少年の健全育成に悪影響を及ぼすおそれがある」として施設建設に反対する動きもあります。そこで、あなたのお住まいの町に、ラウンドワンの営業施設が建設・開業するとすれば、あなたは賛成・反対どちら側になりますか?
・賛 成(遊ぶ楽しみが増えるから)
・反 対(青少年の健全育成上)
・すでに開業済み
・どちらともいえない
Q6.ゲームセンターのメダルゲームについて、今後、未成年者(18歳未満)の遊技を法律で禁止(制限)すべきだと思いますか?(ただし、営業者に罰金や行政処分などを科すのではなく、メダルコーナーに立ち入った青少年を不良行為少年として補導の対象とするものとしてお考えください。)
・法律により全面禁止にすべきだ(パチンコ・パチスロ同様)
・法律により禁止すべきだが保護者同伴の上土曜・休日等に限って遊技を認める
・法律ではなく当局の指導により制限すべきだ
・わからない・どちらともいえない
Q7.お酒・たばこ・馬券は20歳になってから、サッカーくじは19歳になってから、パチンコ・パチスロは18歳になってから、そしてメダルゲームは○○○になってから。さて、あなたなら次の4つのうち○○○にあてはまるものは?
・高校生
・16歳
・18歳
・大学生・専門学校生
・年齢や学校で制限するものではない
(ただし、学生服等(学校の制服の他、学校指定のジャージ・体育着・部活動用のユニフォーム・練習着もこれに含まれます。)を着用してメダルゲームゾーンに立ち入った場合、補導取り締まりの対象となります。)
いずれもそれぞれの選択肢の中から1つをお選びください。皆様からの快い回答をお待ちしております。

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2007年11月 2日

沖縄にも“1円パチンコ・5円パチスロ”定着

みなさんは“1円パチンコ・5円パチスロ”というのをご存じでしょうか?
今年7月以降、全国のパチンコホールで、パチンコ・パチスロの遊技料金を引き下げるホールが増えています。風俗営業等の規制および業務の適正化に関する法律(以下“風営法”といいます)の改正で規制強化の流れを受け、これまでのギャンブル性の高い営業の反省を受け、“庶民の娯楽”に戻ろうと、遊技業界が取り組みを始めました。
一時期、30兆円産業といわれ4000万人ものの国民が楽しんだというパチンコ業界、昨年の風営法改正以降、大きな転機のさなかにあります。
1980年代以降、パチンコメーカーは短時間で大当たりが連続する機種を相次いで発売しました。中でも、パチスロと呼ばれるスロットマシンは、大当たりすると数十万円分のメダルが紙吹雪が舞うようにペイアウトするいわゆる“爆裂機”が長年にわたってその主役を演じてきました。当たれば大量のメダルを獲得できる-そんな魅力に駆られ、ギャンブル性が高い台に客が群がり、「パチンコ人口」は平成8年には4423万人にまで達しました。
一方で、若い親がパチンコ店の駐車場に止めた車内に乳児を置き去りにして遊技にのめり込み、熱中症などで死なせる事件が各地で起きました。さらにはパチンコをやめられない「依存症」も社会問題化してきました。
このため、警察庁は3年前の平成16年7月、遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則等を改正、著しく射幸心をあおるパチスロ機種を排除する方針を打ち出し、今年6月末までにギャンブル性の高い4号機を撤去し、ギャンブル性の低い機種、いわゆる5号機に入れ替えるよう義務付けました。そして、平成18年5月の風営法改正では、
・18歳未満の少年や高等学校の生徒の営業所への立ち入り禁止の徹底
・故障した台の修理・備品の取り付けでも警察への事前届け出が必要
・パチンコでハンドルを固定しての遊技禁止
・大当たりしてフィーバーの途中で営業終了となったときの出玉保証の禁止
・一部の地域で午後11時までにすべての遊技客を退出させなければならないため遊技終了時間の10~15分繰り上げ
など、厳しい規制を加え、罰金最高額の引き上げなど罰則も強化しました。また、各都道府県の遊技業協同組合も、18歳未満の少年(特にお子様)を同伴しての入店禁止や、射幸心をあおるイベントや広告などの規制などの自主規制を加えました。
しかし、ホール側は5号機は出玉も悪く、遊技客のパチスロ離れを懸念して、撤去期限のぎりぎりまで4号機を設置し、熱烈な爆裂機ファンをつなぎとめてきました。ついに今年6月、4号機の撤去期限を迎え、射幸性の高い機種の大量入れ替えを迫られました。その総数は全国で140万台。1台当たり約30万を超えるだけにホール事業者にとっては大きな負担です。
「新基準の5号機は射幸性を抑える分、出玉が悪い。この10年で500万人は減ったパチンコユーザーが、さらに減るのは確実で、ホール経営は完全に曲がり角です。」(業界関係者)
その結果、今年4月には福島県会津若松市の業界6位の大手ホール事業者、ダイエーが経営破たんしたのをはじめ、体力の弱い中堅・中小を中心に多くのホールが廃業していきました。そして、“爆裂機”に熱い思いをはせてきた多くのファンもパチスロから足を洗っていきました。今年9月末現在でのパチンコ店の数は、12,836店舗にまで減少しました。
“パチスロ爆裂機”問題をきっかけに厳しい規制強化の波に洗われたパチンコ業界。そんな中、都道府県内のパチンコホールが加盟する各都道府県の遊技業協同組合と、それらを取り仕切る全日本遊技事業協同組合連合会は、それまでの射幸心のあおりすぎを反省し、“安くて気軽に遊べるパチンコ・パチスロ・キャンペーン”を展開するようになりました。その一環として取り組まれているのが、遊技料金の値下げ、いわゆる“1円パチンコ・5円パチスロ”なのです。
浦添市や宜野湾市などを中心に、沖縄県内で11カ所のパチンコホールを運営する中堅パチンコホールチェーン、Eスペースグループでは、沖縄県内でいち早くこの“1円パチンコ”に取り組み始めました。
風営法施行規則第35条第1項第2号では、パチンコ玉やパチスロメダルの貸し料金について、その最高額をパチンコ玉が1個4円以下、パチスロメダルは1枚20円以下と定め、この額を超えてはならないと定めています。全国のほとんどのパチンコホールは、この“パチンコ玉1個4円・パチスロメダル1枚20円”の最高額を設定しています。
例えば、1000円札を台の左側の玉貸し機に挿入しますと、パチンコ玉なら250個、パチスロメダルは50枚出てきます。
これが、“1円パチンコ”ですと、1000円で1000個のパチンコ玉を借りることができます。1個1円、すなわち通常の4倍のパチンコ玉が出てくることになります。
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“5円パチスロ”についても、1000円で200枚のメダルを借りることができます。1枚5円、通常50枚の4倍のメダルが出てくることになります。Photo_3
Eスペースグループでは、この“1円パチンコ”を「4倍遊べる」「4倍楽しめる」と宣伝しています。“1円パチンコ”導入の結果、1個1円のコーナーは連日満員だといいます。
Eスペースグループでの成功を受け、浦添市城間のサンシャイン城間店や那覇市天久のベイシティ名宝那覇店でも、“1円パチンコ・5円パチスロ”が導入されました。
なお、1個1円で遊べるコーナーには限りがあります。交換率も4倍となります。また、1個1円のコーナーの貸し玉、出玉は1個4円のコーナーに持ち出すことはできません。また、“5円パチスロ”についても同様で、1個5円で遊べるコーナーには限りがあり、また、1個5円のコーナーの貸し玉、出玉を1個20円のコーナーに持ち出すことはできません。くれぐれもご注意ください。
ギャンブル性の高い“パチスロ爆裂機”問題をきっかけに厳しい規制強化の波に洗われたパチンコ業界。これまでの行き過ぎた過激な営業の反省を受け、“庶民の娯楽”に戻ろうとする業界の取り組みは、始まったばかりです。
このパチンコ業界の遊技料金の値下げで強力なライバルとなるのが、ゲームセンターのメダルゲームです。次回はゲームセンターが“1円パチンコ・5円パチスロ”にどう対抗するかについて考えます。

そこで、このブログをご覧の皆様にアンケートを行います。質問は、4つ用意しました。
Q1.あなたがパチンコ・パチスロを楽しむなら、どちらで楽しみますか?
・1円パチンコ・5円パチスロ
・4円パチンコ・20円パチスロ
・ゲームセンターのパチンコ・パチスロ
・パチンコ・パチスロはやらない
・わからない・どちらともいえない
Q2.遊技料金の値下げで、パチンコ・パチスロは“健全な庶民の娯楽”に戻ると思いますか?
・そう思う
・そう思わない
・遊技料金の値下げだけでは判断はできない
・どちらともいえない
Q3.金品との交換ができないゲームセンターのメダルゲームで、“1円パチンコ・5円パチスロ”と対抗するなら、1000円で借りるメダルの枚数として、何枚が適正だと思いますか?(2000円、3000円などとまとめて借りるとメダル1枚あたり単価が下がるケースもありますが、ここでは1000円でメダルを借りるものとお考えください。)(参考:5円パチスロのメダルは1000円で200枚)
・50~100枚
・101~150枚
・151~200枚
・201~250枚
・251~300枚
・301枚以上
・わからない・どちらともいえない
Q4.今後、“1円パチンコ・5円パチスロ”が増えることになれば、ゲームセンターのパチンコ・パチスロ遊技機はどうあってほしいと思いますか?
・撤去してほしい(青少年の健全育成のため)
・今後とも設置してほしい(ゲームセンターの収益のため)
・どちらともいえない
回答はそれぞれ、選択肢の中から1つをお選びください。皆様の快い回答をお待ちしております。

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