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2007年9月19日

RBC市民フェスティバル 今年は午後6時まで

もうすぐ、那覇市の秋の風物詩といえる那覇まつりが、10月6日~8日にかけて那覇市内で行われます。
那覇まつりは、那覇市の国際通りを舞台に繰り広げられる民俗芸能パレードと、那覇市の本土の出先機関が集中する国道58号線、久茂地のビジネス街を舞台に、ギネスブックにも登録されている全長200mの大綱を挽きあう那覇大綱挽、そしてRBC(琉球放送)主催により奥武山(おうのやま)運動公園を舞台に繰り広げられる市民フェスティバルの3つで構成されています。今年は、民俗芸能パレードは10月6日に、那覇大綱挽は10月7日に、RBC市民フェスティバルは10月6日~8日に、それぞれ行われます。
ところで今年の那覇まつり、異変が起こりました。その異変とは、

市民フェスティバルの開催時間は
午前11時から午後6時まで!
そして、那覇の夜空を彩るはずの
花火の打ち上げもなし!


というものです。
那覇市民にとって最大の楽しみともいうべきRBC市民フェスティバル。今年は、石垣島出身のアコースティックバンド、BEGINが、地元出身の歌手に参加を呼びかけて次の世代に引き継ぐ歌を作る『おきなわのホームソング』にちなんだダンスコンテストと、琉球ジャスコがスポンサーとなるカラオケグランプリを中心に開催するとのことです。
では、なぜ市民フェスティバルの夜間開催ができなくなったのでしょうか。
私としては、2つの理由が考えられます。
1つは、奥武山公園の一部施設の建て替え工事。
昨年の12月から建て替え工事が始まっている野球場に続き、水泳プールも建て替え工事に入ります。この水泳プールは、昭和62年の海邦国体の際に改修されましたが、改築から20年を経過し老朽化しており、また、3年後の平成22年8月には沖縄県で、『平成22年度全国高等学校総合体育大会』が開催されることになったことから、今年限りで現在の水泳プールを取り壊し、新しい水泳競技場を建設することになったのです。奥武山公園では現在、野球場と水泳競技場を中心として、大規模な工事が行われています。
もう一つは、今年の夏休みに集団飲酒による少年補導事件が多発したこと。
今年の夏休み、とりわけ8月は、集団飲酒による少年補導事件が多発しました。
このブログでもお伝えしておりますように、沖縄県内では、8月に主なものだけでも5件もの集団飲酒による少年補導事件が発生しました。新都心の公園で、高校のグラウンドで、宮古島市の公民館で、糸満市内の公園で………7月21日~8月20日までの1ヶ月間に、沖縄県内では358人の青少年が、未成年者の飲酒で警察に補導されました。また、今月1日と2日に沖縄市で『第52回沖縄全島エイサーまつり』の同時開催イベントとして開催された『オリオンビアフェスト2007in沖縄』でも、保護者の同伴なしで会場に立ち入った未成年者が、多数補導されました。この調子だと、昨年1年間に沖縄県内で不良行為で補導された少年の総数37,860件を上回り、昨年よりさらに過去最悪となることは確実視されるものと思われます。
こうした少年事件の多発を受け、青少年の健全育成に配慮する上でも、市民フェスティバルの夜間開催をとりやめ、また、打ち上げ花火も取りやめたものと思われます。
このRBC市民フェスティバルと同じ時期に開催される琉球大学の学園祭では、すでに夜間開催を中止しています。
毎年秋に開催される琉球大学の学園祭“琉大祭”、4年前までは毎年11月に開催されてきました。しかし、平成15年の琉大祭では、会場内にビールなどの酒類が持ち込まれ、中学生・高校生が飲酒して急性アルコール中毒で病院に担ぎ込まれたのが発覚しました。このため、琉球大学では翌平成16年の琉大祭を中止するとともに、翌平成17年からは、開催時期を10月上旬とし、開催時間は午前10時から午後6時30分まで(ちなみに、平成15年までは午前10時~午後9時まででした。)、キャンパス内にビールなど酒類の持ち込みを禁止する、という厳しい条件をつけて開催しています。
今年のRBC市民フェスティバルは、その琉大祭より30分早く、午後6時で終了となり、打ち上げ花火まで行われないということになります。
長年にわたって奥武山公園で視聴者とのふれあいイベントを開催してきたRBCですが、少年の非行が多くなっている昨今の状況を考えると、市民フェスティバルの大幅縮小は、やむを得ないことでしょうか。おそらく、来月開催を予定している沖縄国際大学や沖縄大学などの学園祭にも影響を及ぼすことになるでしょうか。
那覇まつり・RBC市民フェスティバルの詳しい内容は、RBCホームページをご覧ください。

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