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2007年1月30日

ついに発売!WINDOWS VISTA

いよいよきょう、マイクロソフトの基本ソフト『Windows Vista』と、ワープロ・表計算などのソフト『Office 2007』が発売されました。ウィンドウズとしては5年ぶり、オフィスとしては4年ぶりの新バージョンの登場です。
きのうは、このウィンドウズ・ビスタ発売前夜祭番組として、『バチカンに眠る織田信長の夢』という番組が全国のテレビ局を通じて放送されました。ご覧になられた方も多いと思いますが、マイクロソフトさんもテレビを通じて「いよいよ明日発売ですよ」と、盛り上がりに一役買っていました。
そしてこの番組が終わって1時間ちょっと経過した後の、きょう午前0時、いよいよ『Windows Vista』と『Office 2007』が発売されました。同時に各パソコンメーカーからもこの両ソフトを搭載した新型パソコンが発売されました。東京のビックカメラ有楽町店本館では100人前後の行列ができ、午前0時の発売開始とともに、待ちかまえていた客が、目当てのソフトを買っていったと言います。『Windows Vista』には、“Home Basic”“Home Premium”“Ultimate”“Business”の4タイプがありますが、お客さんの多くが“Home Premium”“Ultimate”を買っていったと言うことです。
ところで、このウィンドウズ・ビスタを巡っては、さまざまな紆余曲折がありました。
このウィンドウズ・ビスタ、昨年の11月に発売が予定され、昨年の冬のボーナス商戦の目玉とされていましたが、システムに重大な欠陥があったことを理由に延期されました。このため、冬のボーナス商戦に盛り上がりが欠けた上、薄型テレビやハイビジョンレコーダ、さらにはグーグルとのサービス競争にも負け、その結果、マイクロソフトは28%の減益を食らいました。また、NECや東芝、富士通などをはじめとするパソコンメーカーも、年末商戦は思わしくありませんでした。
一方、消費者の対応は冷ややかで、「インターネットを見るのであれば、今のは速度は全然問題ないので、XP(今の基本ソフト)で十分ですけどね」「もう少し待ったほうがいいと思いますけど、でも欲しいですね」という声もあります。『Windows XP Home Edition』のサポート期間が、当初予定の平成21年までから平成26年まで5年間延長されたこともあり、また、ビスタを使うにはメモリ1GB、ハードディスク100GB以上が必要というのも消費者の様子見を招くのではないかと見られています。
私もこの『ウィンドウズ・ビスタ』『オフィス2007』の発売を待って、パソコンの買い換えをしようと思っています。私が今使っているノートパソコンは、5年前に購入したもので、メモリは128MB、ハードディスク20MBで、ウィルス対策ソフトを使っているせいか、電源を入れてから起動するのになんと約10分もかかります。(すなわち、10分間もハードディスクドライブが回りっぱなしと言うことになります。)おまけにCDドライブも故障しているほか、このままだとハードディスクも壊れるのではと心配です。もし、買うとすれば、メモリ1GB、ハードディスク100GB以上、基本ソフトは『Windows Vista Home Premium』、そして『オフィス2007』は『パワーポイント』が入っているのが望ましいと考えています。お読みになった方、アドバイスをお願いします。

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2007年1月21日

納豆入手困難…原因はこの番組…そして……

私は毎朝のように納豆を食べています。最近になって、食品スーパーから納豆が品切れになって、買いにくくなりました。
スーパーの納豆売り場では「現在、メーカーが生産調整を行っており、品薄の状態です。」という掲示も出され、入荷しても1人2点までに制限しているということです。
この納豆入手困難を引き起こした原因は、1月7日の夜放送された花王提供・日本テレワーク制作のテレビ番組『発掘!あるある大事典Ⅱ』で、「食べてヤセる!!!食材Xの新事実」と題して、米国の大学教授の研究をもとに、「DHEA」と呼ばれるホルモンにダイエット効果があるとの説を紹介したことにありました。このため、全国各地で、納豆が品薄になったのでした。
しかし、この番組が、思わぬ事態に発展してしまいました。なんと、番組で紹介されたデータが、でっち上げだったことが明らかになりました。当日の番組では、納豆を食べた被験者の中性脂肪値が正常値になったとコメントし、字幕で数字をつけて紹介していましたが、実際には測定しておらず、他の実験でも測定や検査をしないまま、架空の数字を番組で流していました。
放送を担当したKTV(関西テレビ放送)はきのう、大阪市内のホテルで記者会見し、千草宗一郎社長は「放送局としての信頼を著しく損ない、視聴者の信頼を裏切ることになり、誠に申し訳ない。」と謝罪しました。
この『発掘!あるある大事典Ⅱ』は、平成8年10月にスタートし、10年も続く長寿番組で、国民の健康生活を応援する花王の1社提供にふさわしく、生活お役立ち情報番組として多くの視聴者の支持を集めていました。
番組を制作する日本テレワークでは、2年前にも『教えて!ウルトラ実験隊』を制作した際、臨床実験中の花粉症治療法の実験結果を紹介しましたが、実際には効果が現れるまで2週間程度かかるのに5日程度で済ませ、2週間後に効果が現れたかのように作っていました。そして今回、またもや事実と違う内容の番組を作ってしまいました。
毎回2桁の視聴率を上げ、しかも花王の1社提供…このような有益な番組は民放には数少ないといわれています。この『あるある』が、事実と違うねつ造の内容を放送したことは、重大な不祥事であると私は考えます。今回の加害者は、放送を担当したKTVではなく、制作を担当した日本テレワークにあります。そして、視聴者もそして花王も、被害者なのです。

なお、FUJI-TVでは、今夜9時から放送を予定していた『発掘!あるある大事典Ⅱ』を中止し、代わりに午後10時から放送している情報番組『スタメン』を9時からの拡大版として放送します(ただし、9時台はCMなしとし、午後9:52~10:00は中断します。)。その番組で、きょう行われている愛媛県と宮崎県の県知事選挙の開票結果も随時速報する予定です。そして、『あるある』については番組を継続するかどうかを含めて検討されることになりますが、花王の1社提供、そして裏番組の『華麗なる一族』『日曜洋画劇場』にも提供していることを考えると、番組の打ち切りや提供枠の撤退は避けられないことでしょう。

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2007年1月 7日

DJ OZMAに台無しにされた『57回紅白』

元日の天皇杯サッカー観戦から、帰ってきました。しかし、昨夜の帰りの飛行機が1時間遅れ、モノレール最終電車に間に合わず、タクシーで帰る羽目にあい、帰りが深夜の12時を過ぎる事態となりました。
前置きはこのくらいにして、昨年大晦日の『第57回NHK紅白歌合戦』の話をしましょう。
ブログなどでも話題になっていますが、DJ OZMAの過激な“裸踊り”パフォーマンスに対する批判・苦情が殺到しているようです。
私もNHKのシンボライズ的な番組でこのような番組のテーマ・趣旨にそぐわない出演者や演目をされてはならないと思います。“愛・家族~世代を超える歌がある”をテーマに、国民の皆さんに一年最後の日の貴重なひとときを楽しんでもらおうという趣旨の番組に、DJ OZMAの過激な“裸踊り”はふさわしくなかったのでした。仲間由紀恵さんと中居正広さんの司会と、54組の歌手による、今年1年間、支えてくれたファンをはじめ全ての皆さんに、感謝の思いを込めた熱唱を全編にちりばめた“歌の祭典”を、DJ OZMAがぶちこわしてしまいました。
事前の出演者審査やリハーサルでは問題はなかったのでしたが、本番ではバックダンサーに全裸をカムフラージュしたボディースーツを着用させていました。NHKでは「このような姿になるということは放送まで知りませんでした。 衣装の最終チェックであるリハーサルでは放送のような衣装ではありませんでした。 今回の紅白のテーマにふさわしくないパフォーマンスだったと考えます。」と弁明しています。
このDJ OZMAの過激な“裸踊り”に対し、川崎市にあるNHK視聴者コールセンターには、11:45PMの番組終了までに275件、翌元日の11:00PMまでに750件もの苦情が殺到しました。
視聴率にも影響し、関東地区での視聴率は7:20~9:25PMの第1部が30.6%、9:30~11:45PM第2部が39.8%と、ともに前回を下回りました。吉田拓郎さんなど、大物歌手に辞退されたのが響きました。
これにウハウハだったのがTBSテレビ。前回まで大晦日に放送していた『輝く!日本レコード大賞』を30日に変更、そして大晦日に『K―1 Dynamite!!」』を6:00~11:34PMの5時間34分の超ワイド編成で組みました。その結果、氷川きよしさんが演歌歌手としては13年ぶりの大賞受賞となった『輝く!日本レコード大賞』は17%、『K―1 Dynamite!!」』は8:30~11:05PMの第2部で19.9%をとりました。
“愛・家族~世代を超えた歌がある”をテーマに、選ばれた54組の歌手が熱意のあるステージを繰り広げた『第57回NHK紅白歌合戦』は、DJ OZMAの過激な“裸踊りパフォーマンス”によって台無しにされてしまいました。
民放ではFUJI-TV系が『FNS歌謡祭』(昨年は12月5日に放送・4時間18分)、TV-ASAHI系が『ミュージックステーション・スーパーライブ』(昨年は12月22日に放送・4時間10分)と、4時間を超えるスペシャル番組を編成しており、音楽番組はこれだけで十分と考えている視聴者もたくさんいます。幸い、今回の紅白は、DJ OZMAの件を除けばたいへんよかったと思いますが、NHKは、こうした危機感にも気づいて、大晦日の夜に家族そろって楽しめる音楽番組作りをお願いしたい。
そのためにも、DJ OZMAの件の反省点として、事前の出演者審査も厳しくして欲しい、不健全なパフォーマンスがあってはならないなど、万全の対策をお願いします。DJ OZMAの件で、受信料の不払いがまた増えることも心配です。

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2007年1月 1日

2007年もやっぱり“紅白”の話から

新年あけましておめでとうございます。
穏やかな新春をお迎えのことと思います。
さて、平成19年最初の話題も、やはりきのうの『第57回NHK紅白歌合戦』の話題から。
昨年もNHKは、2月の『トリノ五輪』、英国・BBCなどとの共同制作による大型自然番組『プラネットアース』、いざなぎ景気を上回る景気拡大の中でいくら働いても豊かになれない人々に迫ったドキュメンタリー『ワーキングプア』、音楽に情熱を注いだ宮崎あおいさん主演の朝の連続テレビ小説『純情きらり』、早稲田実業と駒大苫小牧との決勝再試合などで盛り上がった『全国高校野球選手権大会』など、数々の番組を制作、受信料を払っている視聴者の皆さんの信頼に応えていきました。
そのNHKが、受信料を払っている視聴者の皆さんから直接満足度を問われる番組が『第57回NHK紅白歌合戦』です。
前回、司会にみのもんたさんを起用して失敗したもののSMAPがカバーしたという反省点もあって、昨年は白組の司会にSMAPの中居正広さん、紅組の司会に昨年の大河ドラマ『功名が辻』で山内一豊の妻・千代役を演じきった女優の仲間由紀恵さんを起用、“愛・家族~世代を超える歌がある”をテーマに掲げ、昨年の話題曲をはじめ、番組が掲げたテーマに沿った名曲を織り交ぜながら、紅白27組ずつ、計54組の熱唱を視聴者に問いました。
その視聴者の皆さんの満足度を問う方法は、デジタルテレビで番組を見ている視聴者に、紅組・白組どちらがよかったか、リモコンの青ボタン・赤ボタンで投票してもらうことです。
また、番組をやるにあたって、NHKホールの観客約3,000名、ケータイ審査員15,000名、ワンセグ審査員15,000名を募集しました。(ワンセグ審査員はまだ受信機が普及していないか、目標の人数には達しませんでした。)また、大阪放送局でも、スーパーハイビジョン伝送実験の観覧希望者100名を募集しました。
地上デジタル放送が各地で始まり、ワンセグ放送で移動先でもテレビを見られるようになり、初詣の神宮で紅白歌合戦の歌手の熱唱を楽しみ、そして審査にも参加できるのは、まさにデジタル時代のテレビ放送ならではのことだと思います。
さらに、番組では出場歌手・両軍司会者への応援メッセージも募集しました。放送の前日までに21,099通のメッセージが寄せられ、寄せられたメッセージは歌手一人一人に渡されました。
このような視聴者と密着した歌番組は、NHKならではの番組であり、他にはないと思います。
番組のほうは出演者集めから難航を極めました。今年10月、NHKは衛星ハイビジョン放送で吉田拓郎とかぐや姫の還暦復活コンサートを生中継で放送しました。その吉田拓郎さんを57回紅白の目玉にしようと出演交渉していましたが、大晦日は別の仕事があるという理由で断られました。そのほか、中島みゆきさんや松任谷由実さんなどの大物ニューミュージック歌手にも出演を断られ、出演者選考は難航しました。また、今年活躍した各界の方々をゲストに迎えますが、特別審査員にプロゴルファーの横峰さくらさんや大リーガーの田口壮さん、そしてトリノ五輪で日本選手として初めてフィギュアスケートで金メダルを獲得した荒川静香さんを確保できたものの、今年のプロ野球で日本一になった日本ハムの新庄剛志選手からは出演の応諾を得ることができませんでした。それだけに、出演者を集める担当のスタッフには苦労があったとおもいます。
しかし本番では、出場歌手一組一組が、今年1年支えてくれたファンや家族、関係者への方々への感謝の気持ちを込めた熱唱が次々に繰り広げられました。その上で、前半では今年で45周年を迎える音楽ミニ番組『みんなのうた』にちなんだキッズショー、後半ではほしのあきさんとキャイ~ンをナビゲーターに迎えてのスーパーレビューと、スペシャルコーナーを用意しました。
また、中居さん、仲間さんの両司会者も、好感の持てる司会ぶりを見せてくれました。
昨年の紅白は、一昨年のような民放ののりも一切なく、全編をNHKらしく、原点に回帰した演出・内容で構成した健全な紅白で、大変よかったと思います。ただ、DJ OZMAのところで不健全なところもあったのは残念でした。
結果は白組の2連勝となりましたが、出場歌手の皆さん、そしてスタッフは“この一年の集大成”として、限られた出演者・予算の中で満足度の高いステージを楽しませたと思います。
きょうはこのあと、天皇杯サッカーの決勝戦・浦和VSG大阪戦の観戦のため、東京の国立競技場へ行ってきます。このため、年が明けたら早く寝ます。詳しいことは3日に書きます。
本年もよろしくお願いします。

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